検索HPなどから飛んでこられた方へ。このページは最新です。
お手数ですが目的のものは、日付を確認の上、BNリストからお探しください。

今日の私
BNリスト昨日明日


2004年05月30日(日) 『新選組!』(文句多々)、サイゴンCM感想 ほか

暑いっっ!!
なんか、8月並みの暑さだったって?31度!
そんな日に、朝から帝劇外で当日券並びしたものの、
60枚のチケットに830以上並んだところで703番。玉砕。
しなの路でご飯食べて、帝劇正門前に設置してくれた
サイゴンのビデオ見ながら友人と くっちゃべって、
見事に日焼けしてヒリヒリする肌とともに帰宅です。
でも、今日の帝劇は列を帝劇の北側に並べる形で
作ってくれたので、並んでる間は直射日光はなし。
確か、寒い時期には南側に並ばせてくれていたから、
帝劇さんの そういう気遣いは、嬉しいなと思ったり。

サイゴンビデオは、多分、HPで流れているものと
ほぼ同じですが、うちの超遅ISDNでは音声は途切れ、
映像は真っ黒という状態なので、今回が初見。
さとしエンジニアは 胡散臭さは合格点と思うし、
平澤ジジも日本人に見えない雰囲気が、いい感じ。
坂元ジョンは声の剛さがやっぱりトゥイかなと思う。
井上クリスは「音大出て真っ直ぐ育ってきました」な
歌い方と すらりとした容姿が、WASPっぽいかも。
何の悪意もなくこういう事態を引き起こした感じが、
似合いそう。(褒めてるんだか、けなしてるんだか^^;)
でも逆に、同じような雰囲気を持つ新妻さんがキム、
というのは正統派過ぎて無理があるかなという感じ。

結局、キャスティングの時のイメージを変えるものは
特になかったけれど、せっかく私 最近、井上君のこと
好きになってきてるのにクリス役が似合うのは複雑かも。
思い返せば思い返すほど、嫌いなんだよー、クリス。
というか、共感できる人間が全くいないミュージカル
って、ちょっと珍しいかもしれないと思いますが。
私がこの舞台を繰り返し観る理由ってなんだろうと、
4エンジニア、4キム、3クリス、3ジョンを網羅した
複数回のチケットを眺めて、ちょっと鬱る私です(苦笑)

で、F1。見返したくなるかもしれないから、
リアルで見るけど一応ビデオもかけておこうなんて、
気持ちを起こしてネットにつないだところで、
たまたま、今日の決勝結果を知ってしまいまして。
そういえば昔、レースが終わる時間ごろから
放映時間まではネット禁!なんてしてた時代が
自分にもあったことを思い出してしまいました。
・・・そして、頑張って見る気が急速にフェイドアウト。
まあ、結果だけしか知らないし、いつ頃何があったか
知りたいし、レース的には面白いかもしれないし
一応、タイマーはかけたけど、いつ見るのかなぁ?


『新選組!』第21回「どっこい事件」

今日のオープニング解説は「公武合体」。
先週の「尊王攘夷」に引き続き、幕末ものが視聴率を
とれないと言われる所以の、複雑な政治背景を説明。
でも今のところ「ここは分からんでもいいところじゃき」の
気分のまま、分からなきゃすっとばして見てても十分に
面白いから、そんな説明いらない気もするんですけど。
それじゃあ文句が出るのかなぁ、各所から。

いざ、本編。
ここでひと言。「面白くなかった・・・」。
退屈でしたよ。テンポ悪すぎ。途中で時計見ちゃった。
なのに、まだ20分でした。半分終わってなかったよ。
ダメじゃ〜ん、せっかく面白くなってきてたのに。

そして、何よりも何よりも何よりも許せなかったのは、
退屈だとかそんなことよりも、近藤のセリフ。
最初の場面、それって、自分らは京都にいたくて、
でも、「自分たちは将軍の警護のために京都にいる」
って筋があるから、自分らの都合を通すためだけに、
将軍に「江戸に帰るな」って言おうとしてるんだよね?

思わず耳を疑った。どんなにバカで扱いづらい奴でも、
すべては「将軍のためになりたい」という一途な思いで
やっていることだから許され、一目置かれてたのよね?
もう、今後を見る気力が失われるくらい、論外だった。
実は地上波のときは、一度TV画面から目をそらした。
今までの自分、何だったんだろうとまで思った。
これを聞いてガックリしないでいられるのって、
歳三と総司くらいじゃない?源さんだって失望するよ。

近藤は今回、他ももうダメダメばかり。
収入もないのに(つまり鴨の押借金で)優香の所に行く。
「その前にちょっと寄りたい所がある」って言う時、
源さんの顔見ないのは、少しは後ろめたいから?
この場面、2人の大根っぷりが相乗効果で悪化してる上、
作品的に意味があるかも不明だから、異様にかったるい。
ただ、優香&慎吾を見てしまうと、容保公は同じ棒読みでも
「味のある棒読みだ」と言われるのが分かる気がするから、
筒井君の台詞は誠意が伝わってくる棒読みだったんだと
気づかせるという大きな意味のある場面だったかも(笑)
でもその他に意味がないなら、全面カットして、
他の場面に時間が欲しかった。

特に親方の話し合いの場面は飛ばしすぎ。
この描き方じゃ、親方は最初からケンカするつもりはなく
「誠意は受け取りました」と言ってくれるために来たみたい。
つまり親方の方が大人物であって、たまたまそういう
相手に当たった近藤はラッキーなだけという感じ。
山南の「近藤さんの誠実さが人の心を動かしたのですよ」も
浮きまくり。たまには近藤の大人物っぷりを「行動で」
見せる場面もないと、人物像がつかめないんですけど。
ベタでも、怒り狂う力士たちの部屋へ独りで謝りに来るとか。

総司を怒った場面も、なんだか変。
最初は、斬ったこと自体じゃなくて嬉しそうに言ったことに
怒ったんだよね?その場面の総司が嬉しそうに見えたか
どうかにも疑問はあるけれど、それはともかくとして、
「野口を助けるためなら仕方ない」に変わるのは不思議。
殿内の死などを通して「大義があれば斬るのも仕方ない。
しかし、それを楽しんでやるのはいけない」という
考え方になってきてるからこその台詞だと思ったのに、
「仲間を守るって理由があるから人が斬れた。わ〜い♪」
でもOK?しかもそこで挿入される回想シーンが、
「大義があってすら、人を斬ることは辛い」の場面?
もう、何が何やら私の頭の中はわやくちゃですわ。
でも三谷さん自身、混乱してきてるのかも?
「内山様。ごもっともなれど、ここはひとつ穏便に」とか、
この回、妙に いきなりな時代劇言葉が目立ったし。

他の隊士は良かったかな。
総司の人斬りを目ざとく見て、にやっと笑う鴨。
久々に鴨で、うざーと思わなかった今回一番の場面。
わずかの合間を見つけてサッと届出をそつなく書き、
事が終われば「すべて我らの方で納めました」と、
小者なりの牽制の仕方を見せる山南さんもよし。
山南さんは、力士たちとの立ち回りの場面も良かった。
鴨の殺陣がワンパターンで嘘くさいのに比べて、
地味にしっかり出来ている感じがする。藤原君のは、
殺陣というより身の軽さかな。京の五条の橋の上〜♪と
歌いたくなったのは、私だけじゃないですよね?

かっぱらってきた茄子で恩を売り、新人隊士に先輩ぶり、
「今日は俺のおごりだ」なんて言ってる左之も○。
土方の「風になびくと『試』にも見えるだろ」にも、
ちょっと感動した。でも、小細工しまくり土方に、
本気で張り合っちゃう新見は、いきなり小者で残念。
土方が隊員名簿を書いている場面では、先日の
「新選組!展」で見た各員の字を思い出し、やっぱり
島田さんに書いて欲しかったなぁと思ったけれど。

「新選組!展」にあった、島田が書いた名簿。
ちっちゃくて ものすごく丁寧に書かれた字の、
なぜか自分と甲子太郎の名前だけ間違えてる名簿。
大河の「総身に智恵が回りかね」な印象のある、
人が良いばかりの島田が納得できかねてるうちに、
史実の人の特徴ありまくりの字を見てしまったため、
島田といえば、知らない町で出迎えに出るのなら、
道一筋まで完璧にして出るような生真面目さを
想像してしまった私。大河に違和感があって仕方ないのは、
多分、三谷さんのせいじゃないと思うけど困ったな・・・。



面白かったり共感したら、押して下さい。
ランキングに反映され、かずきが やる気を出します。

MyEnpituに追加する
かずき |MAILHomePageつぃろぐ