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今日の私
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2004年04月04日(日) |
エリザベートとか新選組!とか |
今年は日曜日に舞台を入れちゃいけない。 せめてF1のある週だけでも避けなくちゃ。 ただでさえ体力なしが、忙しくて死にそうになる。
今日は、朝 日記を書いてからマチネに出かけ、 終演後お茶、更に遠くの劇場にチケ引き取りに行き、 食事して帰ってきたら、もう『新選組!』の時間。 9時からお風呂入って10時からBSでもう一度。 ちょっとメールチェックしていたらF1始まり。
目が覚めてから1日 休まず走り続けて、 気づけばもう、26時。明日から1週間仕事。 トロくさく生きてる私のような人間には、せめて 半日でも休みがないと生きられないのに(泣) それぞれは楽しいので、それも辛いのですが。 本当に、今日の感想は どれも簡単に。
F1。エディが消えたショックで昨年サボったため まだ顔と名前とチームも一致してない人が多いし、 パスしようかと思ったけど、今回はGP初開催地。 イスラム圏とあって、ポディウムでもシャンパンを かけられないとか、いろいろあるらしいし見なくちゃと。
場所はバーレーン。さすがに砂っぽいサーキットで、 レコードライン以外がTVで見ててもザリザリ。 こりゃオーバーテイクしづらかろうと思ったけれど、 それはそれの駆け引きがあって面白かった。 見た感じ、コースの幅自体は広いのかな? 砂さえなけりゃ、もっと抜きやすそうだったんだけど。
しかしアナは本当に「HONDA,HONDA!」って叫ぶねぇ。 以前ほど嫌じゃないけど、今、ぶつけてない?って 思うような時とか、なかなか解説が気になるんですけど。 裁定待ちのラルフに関しては向こうが悪そうだけど、 デビに・・・ぶつけてない?気になるよぉ。
『エリザベート』(山口・綜馬・浦井・藤本・苫篠) R列とはいえ、3か月で唯一のセンターブロック。 でも、やっぱり多少下がってもセンターはいい! 特に今回の舞台は正面から観ることを前提に 作られてるんだなということが よく分かったし。 でもとにかく、山口トートに見惚れた回だった。 「注目!」と言われて降りてくるゴンドラを見て、 鳥肌が立った。人外のものへ、その帝王への畏怖。
やっぱり、動いたり踊ったりするとスマートじゃないし、 今回初見の人に「♪最後のダンスって笑っても いいところだったの?」と聞かれてしまう状態だけど、 ただ立っている後ろ姿など、ぞくぞくする。 内野トートが、忍び込んでくるヘビのような死なら、 山口トートは、気がつくといつも傍にいる死。 子ルドに初めて声をかける場面、昨日の内野トートは 直前にシシィに拒否されて、方策を変えたように見えた。 山口トートの場合、そういった「理由」は彼の側にはない。 ただ、いつも隣にいた死に、寂しいルドルフが気づく。 こんなにも存在するものなのかと、ぞっとしながら思った。
『新選組!』13回。 分かりやすい回だったなぁという感じ。 やっぱり細かく場面は分割されているんだけれど、 宿割という唯1つのテーマに沿って話が進むので、 三谷作品にしては ついていきやすく普通に面白かった。
ただ、個人的には後一歩という印象。 シリアス一辺倒の真面目路線で通してきた永倉が、 会議の最中に流れを無視して いきなり昔話を始めたり、 土方に「あとは近藤さんが収めてくれる」と言われた 大将が「任せろ」と言って出かけて頑張っている時に、 総司がそれを信用せずに粕谷に助けを求めに行ったりと、 今までのドラマで感じ取られてきた性格に対して 違和感のある場面が散見されたのが気になるから。
多分、それぞれの場面の意図は見えたとおりだと思う。 後で水を運んでくる場所を永倉が知っているとか、 鴨に対して「あの男は、見極めようとしているのです。 浪士組の中で、誰が使えて誰が使えないのか」という 説明を言わせるためだっていうことだよね?でも、 いくら目的が分かっても、違和感はあるんだもん・・・。 つか、「目的見え見え」と言われるドラマって何?(苦笑)
でも、山南さんを上手く使って感謝されてたり、 「あんたに賭けたんだ」モードの土方はかっこいい。 最初の方のオロオロっぷりや、「後々のことがあるから 一応言っておくが」と言われて「はい」「はい」と 答える勇の姿も、初めは情けなくも見えたけれど、 普段は周りが動いて何かあった時の最後の最後は 何とかするという形のかっこよさもあるんだなぁと思う。
佐藤浩市(鴨)も、今までは大した役者じゃないなと 思っていたけれど、鴨にとって目に入ってる男と 入っていない男に対する態度の違い(土方は入ってないかな) とか、最後のにらみ合っているときの感情の変化とか、 なかなか細かく面白かったと思う。まぁあそこは、 鴨の「アチッ!」だけじゃなく、勇の鬢がチリチリと 焼けたり、火の粉が飛んだ瞬間まばたきをする、ぐらいの ありがちな芸があっても良かったんじゃないかと思うけど。 右半分は焼けるほど熱くて左半分は寒くて息が白いという 状況なんだというのは自分の記憶から分かるけど、なぜか あまりリアルに感じられなかったので。何のせいだろ?
あとは、祐天がちょっとかっこよく見えた。 大村の「仇」って、ものすごーく伝聞の あやしい話だし、 部屋が一緒になったことで少し変わっていくといいなぁ。 この話は、全く史実を知らないので先が気になってしまう。 結構 好きな、山岡&佐々木のタヌキの化かし合いは、 清河がいない方が緊張感が続いていい感じかも。 白井さん好きとしては、ちょと悲しい感想だけど。 最後、「近藤勇」って何人もが繰り返す場面とか、 くしゃみエンディングの決め方が「ああ、伊勢田演出」でした。
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