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2004年04月03日(土) |
『エリザベート』ソワレ(内野・禅) |
久々に、観劇後に飲み語りしてしまって 午前様で帰宅後、バッタリ熟睡。寝坊。 既に語りたいぞ気分は結構満たされている上に 時間もないので、箇条書きっぽくいきます。
初日以来の内野トート。 初日は何だったのよーーっ(怒)という出来の良さ。 これなら確かに歌が上手くなっているというのも納得。 ♪最後のダンス だけは、テンポについていけない歌に 気持ち悪く思っていたら最後ロック調に盛り上がってて 思わず、気持ちよさそうだねぇと苦笑してしまいましたが。 でも、端だけどG列から観ていたので細かい表情も分かるし なぜここでトートがこう動いたのか、一目惚れの瞬間とか 細かく細かく考えて伝えてくるのが嬉しい感じ。
ただ、1個の人格として非常に納得できる作りだけれど、 シシィを人間的に愛しているのが見えすぎてしまうため、 最後が納得できなくなってしまうのが ちょっと残念。 どうしても「俺のもの」と思っていそうなトートの愛は 受け入れた時点で、また縛られてしまいそうな気がして。 エンディングの「私だけに」より「俺だけに」が 人間的に満足げに聞こえてしまうことに納得できず。
ここが、前回までのエリザベートという作品で 私が最大に満足できなかった部分で、毎回毎回、 シシィを手に入れて満足げな人格的なトートに 納得できず、うぬぅと悩んでいたのですが、 今回は、シシィが棺に納まるという演出になったことで トートとの愛というより、死と生きることを選んだということが 分かりやすくなった演出になって、すごく嬉しかった。 なのに、それまでの雰囲気があまりに人格的だと、 やはりトートが皇帝に勝ってシシィを得たように見えて、 どんなに彼個人が成長していても私にとっては辛いものがあります。
石川フランツ。良かった。ひたすらシシィを愛する姿が、 内野トートと組むと、更に悲劇度を上げる気がする。 本当に、知らず滅亡を招き寄せた人なんだなぁ・・・と。 前に観た時には、この人、皇帝としての義務を果たしてる?と、 ちょっと不安を感じるところもあったのだけれど、減ったし。
あまりに時間がないので後はカット。 朴ルド、お初でしたが、歌は全く文句なく。 ♪闇が広がるでは、あまりの迫力と広がり具合に、 内野トートの歌がどんどん良くなると感じたくらい。 これは、また是非聞きたい組み合わせだと感じた。 けれど動きがちょっと重く感じるのと、腕の表情がない。 何となくいつもブラブラとしているのが目立ったのが残念。
子ルドは今日は塩野君。やっぱり彼が好きです。
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