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2004年03月31日(水) 朝日の夕刊から

だから、いつの日記をいつ書いているんだか(^^;
今は金曜日の昼過ぎです。思いっきりダメすぎ。


この日は確か、残業して帰宅。W杯予選まで
時間があったので30分寝ようとして4時間爆睡。
深夜に目覚めて愕然、結果だけ確認してまた寝て。
でも中田のコメントによると、どうやらまたしても、
見ていてイライラする試合だったみたいですね。
寝てた方が少なくとも精神衛生には良かっただろう。
なんか そんな試合ばっかりって、嫌だなぁ。

そして水曜は、三谷エッセイのため夕刊を買う日。
今回は同じ面にエリザベートの評も載っていておいしい。
写真は一路エリザ&内野トート。実際に劇場で観るなら
今期は祐一郎さんの方が好きだけど、雑誌など見る限り、
内野さんの方が写真映えはする気がする。羨ましい。
良さがこれぐらい写真に写れば、観たことない人にも
薦めやすいのに。現時点での内野さんの歌は
前回までよりもっと人に薦められない印象なのに、
薦めやすいのは内野トートの方って、ちょっと悲しい。

評もほとんどが内野トートと一路エリザだけど、
個人的には禅さんへの「陰影に富む演技」が気になる。
そういった、繊細さのある表現の感想は、むしろ
綜馬フランツの方が似合う気がするんだけどなぁ。
禅さんのって、良くも悪くも分かりやすい印象で、
「陰」なら「陰」、「陽」なら「陽」。「陰」と「影」の
微妙な濃淡みたいな雰囲気は、ちょっと違う気が。

まあ、記事の雰囲気からして、内野-禅の回だけを
観て書いたようで、比較対象はないみたいだし、
単体で観れば、そういう感想も出てくるのかな。
もしや、内野さんと組み合わせると出る雰囲気とか?
私自身はまだ内野-禅は観てないので、ちょっと楽しみ。

目当てだった三谷さんの『ありふれた生活』は、
今回も微妙に『新選組!』に関わった話。
お気に入りのテレビ演出家さんに会った話だけれど、
彼に対する表現が「台本にないものを加えることなどで
強く自己主張するのではなく、台本の意図を読むことで
地味だけれど、確実な良さを作っていく演出家」だとか。
(原文が手元にないので、私が覚えている限りの意訳)

そうか、三谷さん、大河演出陣が気に入らないのね。
確かに今まで何回も、おいおい(^^;って演出はあったし、
テンポ悪すぎて、台本そのまま読んだ方が絶対に
面白いだろうと思える回もあったことは確かだけれど、
でも、共同作業で1つのもの作り上げてる相手じゃないの?
いいのかなぁ、こんな公けの場で嫌味言っちゃって。
前回の、関係ない漫画家に対してとは違うと思うけど。

喜劇人大賞なるものが出来て、第1回が三谷さんに決定、
30日に授与式が行われたらしい。でもそこでも三谷さん、
「僕が書くものは、歴史を冒涜しているなどと言われて
風当たりが強いのですが、こんな立派な賞をもらうと
ますます風当たりが強くなりそう」なんて言ったそうな。
何だか最近、自嘲や露悪が強くなりすぎているようで心配。

『新選組!』後半の本を書いている時期だろうから、
暗い場面が多くて滅入りがちなのかもしれないと思うけど、
何とか持ちこたえて、一年まとまったいいものを書いてほしい。
演出も すごく面白い回だってあるんだし、そういう時に、
「せっかくの演出なのに今回は脚本がダメすぎ」なんて
思いたくないし。私が三谷さんに会う機会があれば、
「生まれて初めて時代劇を続けて見てます!」って、
自信持って誉めてあげるのに、悔しいなぁ。頑張ってくれ!



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