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2004年02月08日(日) 『新選組!』第5回

楽しかった。
もしかすると今まで見た中で一番かも。
江戸編登場人物たちの説明はほぼ終わって、
それぞれの人たちが使いやすくなってきたのもあるだろうし、
ほとんど試衛館から出ることなくドラマが進んでいく、
三谷さんお得意パターンの回だったせいもあるだろうけど、
ドタバタした笑いと49話の中での流れの配分がすごく巧い。

周りの説明に紛れてイマイチ固まらなかった勇の、
今後に続いていくであろう姿が見えたのも、嬉しかった。
斎藤を匿うと決めた時の態度には惚れたね。
勇「そうだとしても、俺はあいつを助けたい」
歳「なぜだ」
勇「俺を頼ってきたからだ。侍とは、そうしたものだ」

そのキッパリとした勇の態度に義母は気おされ、
山南は「私にとって大事なのは、追い詰められた
この人が あなたを頼ったという事です」として、
今後この男についていこうという姿勢を固め、
土方も(意図は違っても)勇の貫こうとする態度に
手助けしようとする。う〜ん、後の新選組基盤じゃん!

でも非常に個人的には、せっかく音五郎兄さんが
身代わりを引き受けてくれ、問題はあるにせよ、
「勇と楽しい仲間たち」なりに片をつけられそうに
なったところで、桂に出てきて欲しくなかったかな。
こういう人がいなくて、勇の理想論だけで回っていくから
新選組の最期がああなるんだってのは分かるんだけど、
今ぐらいは、身内と理想論で何とかなってほしかった気も。

この時の音五郎兄さんの
「埃だらけ」って話の使われ方は、すごく三谷的かも。
捨助が みつさんに肘鉄を食らわされるためだけに
出てきたのも三谷的。でも、こういうふうに現れても
おかしくないキャラが先に立ってるから、ここで使える。
この沢口靖子の肘鉄は、めちゃくちゃタイミングが良くって、
「みつ」という役柄が初めて面白く思えた瞬間だったなぁ。

オダジョー@斎藤も、初回を見た時にはテレビに向かって、
思わずヘタくそ!と言ってしまいたくなったし、
前回もニヒルぶってるだけで、どうよ?だったけど、
今回の「友達いないんです、助けてください」って、
捨てられた犬みたいな感じは良かったかも。
考えてみたら、勇より10歳年下なんだもんなぁ・・、
と思えたし、新選組最後までついてきてくれるのは、
あの時の恩義を忘れぬ忠犬って感じなのかな?なんて。

それと、今回最大に笑った場面はここ。
一「・・・おめでとうございます」
勇「それは いいから」
斎藤ってば、必死で切羽詰まって逃げてる時だってのに、
祝言の最中なんだと言われて思わず反射的に、
「おめでとうございます」って言っちゃう素直さが(^^;
確かに、こんなのが芯から悪い奴であるわけないよな。
今回いきなり、斎藤一、かわいく見えてきたよ。

慎吾@勇、良くなってきたとはいえ、
みつさんとの長台詞は まだちょっと辛かった。
まあ、この場面は、本当に初期に撮ったところだから、
それを知ってるファンとしては許せなくもない。
それに、つねさんに対しての長台詞は雰囲気出てたし、
鴨に対した時も、意外に迫力負けしてなかったから、
それでも徐々に良くなってきてるんだなと思うと、
長年見守ってきたスマファンとしては嬉しいね。
ちょっとファンモードに脱線。

もう一つ、全体の流れの中で嬉しかったのは、
源さんがしっかり描かれていたことかも。
斎藤を手刀で捕らえた場面、ちゃんとかっこよかった。
試衛館の兄弟子であり強いんだということを、
結構インパクトつけて伝えられたんじゃないかな?
動きがきれいだということは、こんなに違うんだなと、
慎吾の殺陣との違いでちょっと悲しくなったり。
そのうち、慎吾も強く見えるようになるのかなぁ?

そういえば、土方さんは今回、
「大〆めで」が、笑って欲しい台詞だったと思うんだけど、
なんかイマイチ笑えなかった。決めの魅力が足りず。
だんだん存在感が薄れてるように感じるのが気になるところ。
あと、表に出られる立場でもないし、出るのも嫌いだしで、
式にも出ず受付もやらないのは構わないけれど、
偶然、客に会っちゃった時ぐらいは きちんとしろよ!
親友のお式の受付で、普段どおりの着崩した格好に、
だら〜んと伸びた座り方で客を迎えるのは、ちょっと嫌。
大道場に挨拶状送りまくったりイメージ戦略を考える人なら、
それなりの表が必要なことぐらい分かるだろうにと思うのに。
誰の指定演出か知らないけど、土方イメージ大幅ダウン。

番外。今日、ものすごーーく関係ないところで笑った。
山南「今日は天気が悪いから出足が遅れてるんでしょう」
歳三「思っても無いこと、口にしない方がいいぜ」
この場面、BSで見た時だけ爆笑しました。
実は、合間で見た『砂の器』で、同じ台詞があったの。
「心にも無いこと、言わないでください」って。

松雪さんが、自分から主役の座を奪い、劇団から
追い出される原因になった後輩に向かって言った瞬間、
妙にデジャブったんだけど、BSで見て思い出して笑った。
歳三の山南さんへの負け惜しみに聞こえてしまって。
そういえば前回から、歳がやることなすことすべってる。
そんな所で見え見えの慰め言われたって嫌だよね。
自分、『燃えよ剣』でかっこいい土方に惚れてるのに、
すべる土方と、いつも自分だけは第三者的な山南という
ちっとも素敵じゃない奴らを面白く見始めてる。
なんだかなー。一年間 大河を見る予定の人としては
彼らにはまれるのは、非常に有難い話なんだろうけど。

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これ以後は、日記のタイトルと何も関係ありません。
あまりにテレビづけの ろくでもない一日だったので、
せっかくだし記念に残しておこうかと思っただけなので。
『いいとも!』と『砂の器』などの感想が、
数言ずつ含まれていますので興味ある方はどうぞ。

早起きしたので、朝食食べながら『砂の器』前回ビデオ。
10:00〜『いいとも!』を流し見しながらネットめぐり。
10:35〜WOWOWで『ロード・オブ・ザ・リング二つの塔』の
放送直前スペシャルをビデオ録りしようとして失敗、
本編はしっかり録画開始して、続けて『いいとも!』。
月曜日の慎吾の問題発言での音声を確認したけれど、
なんだ、これって慎吾が「飲まなきゃやってられない時」
という慣用表現の使い方を間違えてるだけのことだね。
本当にもう、人騒がせな奴だ。

12時に『いいとも!』終了、石原良純の大好きな
なると料理づくしを見てるうちにお腹が空いたので
昼食しながら『二つの塔』を後半だけ見る。〜13:52。
昨日フジテレビで放映してた1部を先に見たかったな。
人物とか社会情勢とか、忘れちゃってるんだもん。
でも、映画館で見た1部より面白いような気がした。
あとは地図があれば、もっと楽しめそうなんだけどな。
その後、つねさん役の田畑智子が出た土曜スタパの録画と
貸してもらった『僕と彼女と彼女の生きる道』前回分。
16時から30分ほど寝ようと思ったのに、気づけば18時。

慌ててお風呂入って食事して、19:45〜指輪物語の
放送直前スペシャル再放送を準備。また失敗(泣)
しかし、泣いている暇もなく『新選組!』に突入。
その後は『砂の器』、『新選組!』(BS)をこなす。

とは言っても『砂の器』、もはや私には旅行ドラマという
感覚でしかなくなりつつあります。永井大くんたちが
日本全国歩き回って きれいな風景を見せてくれる。
どこで乗り換えてどこへ行くかのテロップ付き。
あー、旅行行きたいな〜、日本ってきれいだな〜
なんて気分にさせられるドラマとしては素晴らしいかも。
寝台列車も懐かしかった。寝にくいけど結構好きなので。
もはや中居ちゃんが苦しんでる顔は見飽きちゃったし、
基本的に恋愛ドラマは面倒であまり好きじゃないし、
ミステリーとしては出来が良いと思えないし、退屈。
話はろくに見てないけど、流しておく分にはいいドラマ。

BS終了後に教育テレビの藤原竜也君インタビューを
見逃したことに気づいてしばし悲しみつつ、
昨年観劇した『青ひげ公の城』を途中から観る。
生で観てもよく分からなかったけど、テレビ放映になると
池田有希子の声が更にキンキンして最後まで観られず。
『新選組!』を自主再放送してから寝る。
一体今日は何時間テレビを見ていたんだろう・・・。
でも結局『ロード・オブ・ザ・リング』は、
1部2部とも、ちゃんと見ずにビデオに入っただけ。
テレビっ子するのも結構 大変なのかもしれないや。



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