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2003年05月29日(木) |
MA版『青木さん家の奥さん』 |
<作>内藤裕敬 <演出>河原雅彦 <会場>東京グローブ座 <幕>全1幕、この日は3時間強。きっと本当はもう少し短め(笑) <出演>MA(屋良朝幸、米花剛史、町田慎吾、秋山 純)、 坂田聡、小林顕作、河原雅彦
まあ、大外れとは言わないかな。 最初っから、そんなに期待していたわけじゃなかったし、 思ったよりは楽しかったという印象。 でも最近ジャニーズ系の舞台をたくさん観ていて、 意外にも上手い演技、いい舞台に当たることが多かったから、 予想程度だったのは外れだったという気もしなくはない。 まぁいいよ、大将@顕作くんと総代を観に行っただけだし。 ジャニーズ系の舞台は、ネタがすべっても笑う客率高いので、 それに乗ろうと自分を調整すれば、それだけでも楽しめるし。
前回 大野くんがやった新人バイト君を、MAの屋良くん。 総代がやっていた、舞台の進行を調節する役に近いのが秋山くん。 横山くんがやってた突っ込みイジメキャラっぽいのが米花くん、 松澤さんのイジメられキャラは町田くんだったのかな? どうも彼は目立たなかった印象で、キャラが分からずじまい。 でも坂田さんがイジメられ部分も多かったし、 屋良くん以外は割と全員、キャラが ぐっちゃだった印象もある。 顕作くんは前回と同じ「大将」で、2階でギター弾いたり 普通〜に笑ったり偉そうにしてるのが観てて楽しかった。
ただね、顕作が途中で2階から降りてきて、 新人研修で青木さん家の配達の練習をする場面で 奥さん役をやってくれるんだけれど、その時点になって、 それまでが いかにたるかったか気づいてしまいました。 秋山くんは、仕切りが まだ上手くなくって、ついつい 何でも坂田さんに振って頼ってしまいがちだし、 坂田さんも、1人でボケても誰も突っ込んでくれないし。 米花くんも遠慮があるのか、突っ込みはメンバー相手ばかり。 この舞台、お互いの容赦ないネタと突っ込みが命なのに、 頭の回転ニブいぞ、お前ら!私みたいにとろいやつが、 客席で先に突っ込みたくなっているようじゃ、ダメすぎ。
多分、MAの中じゃ一番 使えるのが秋山くんっぽいけど、 (舞台のテンポでのアドリブに慣れているという意味で) それでも全然 状況に追いついてなかったんだというのが、 顕作が話に交じってきて、しみじみと感じられました。 ただ混ぜっ返してチャチャ入れてるだけみたいなのに、 ちゃんと話を進められるっていうのは、頭の良さだよなぁ。 前回の大野くん&横山くんは、そんなタイミングに しっかり乗ってきてた気がしたけど、何が違うんだろう?
秋山くんも、前回の総代みたいに、舞台上の演出家扱いに してしまえば、もうちょっと うまく扱えたんじゃないかな? 7〜8割がアドリブの芝居なのに演出が舞台上にいない っていうのは、どうにも致命的な気がしてならない私。 役割分担がうまくいかず、互いにフォローし合おうとしては、 悪いほうへ悪いほうへとテンポをおしやっているようで(^^; 屋良くんが、「泣くなよ〜!」と周り中から声を合わせて 言われてしまうようなキャラに見えないのもイマイチなのかな? 「頑張ってるMA」が楽しかった舞台と言えるのかも。 今回の総代は、「演出家」として何がどうとか言えないくらい 本当に一瞬 舞台に上がっただけで、なかなか寂しかったです。
劇の部分が終わってからは、ショータイム。 総代と顕作、坂田さんがMAのお着替え時間までトーク&ダンス。 実は、普通に観ればここが一番楽しかったかも(^^;いやまぁ それまでも大量に笑ったんですけどね、「MA」で。 「芸」とか「舞台」とかって意味ではここが一番。 「立ってもいいぜ!MAが出てきたら座ってもいいぜ!」とか 言いつつ無理やり客を立たせて、踊らされてしまいました(^^; 久々に観たな〜、顕作の踊り。やっぱカッコいい。総代もまあまあ。
つか、その後に出てきたMA君たちが、あまりにもあまりにも 「終わったぁっ!良かった!!」というホッとした印象で、 いかにも自分たちのテリトリーに帰ってきた感じで 生き生きと踊り歌っていたのに、ちょっと苦笑しちゃいましたが。 劇中でも、自分達で作った「ミュージカルアカデミー校」の校歌を MA君たちだけで歌い踊る場面があったんですけど、 そんなの比にならないぐらいはじけてて楽しそうで。 本人たちが舞台より歌をやりたいのかなという感じもあるけれど、 あ〜・・君たち、大変だったんだねぇ(^^;という印象でした。 楽までに「いっぱいいっぱい」感なしでやれるようになるといいね。 頑張れ、MA。そしてそれまで耐えろ、坂田さん(^^;
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