わたしは 霊の世界を信じている。
それは 不思議な体験だった・・・。
父が亡くなり、しばらくすると、 心に誰かの声が聴こえて来る。
それは いつも 重要な決断の時だった。
しかし わたしは ことごとく その声とは反対の事ばかり やっていた。 その結果は無残なものだった。
ある日 ふと手にとった 本にのめりこんだわたしは そこが主催している ある支部で 浄霊 してもらうことに決めた。
別に悪霊がついているとか そういう感じではなかったが ‘先祖供養’のところに惹かれたからだ。
いろんなご先祖様が苦しんでいる・・そのご先祖様を供養して 天霊界に導いてやる・・・・
わたしは そのご先祖様の中には きっと 苦しんでいる父がいるかもしれないと 思っていた。
何故 父が苦しんでいると思ったのか・・・
父は 轢き逃げされて亡くなってしまったが、 もしかしたら 借金苦で 自殺したのではないか・・・ という思いがぬぐいきれなかったからだ。
現実のこととして それまでの借金は 保険金で チャラになったし みなに 幾ばくかのお金も入った。 まぁ 今となっては すべて水泡に帰してしまったのだが。(苦笑)
わたしは 浄霊を初めて体験した。 そして・・・・
そこで・・・・
驚くような再会をするのだった。 ・・・・・続く
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