二人はまた付き合いだした。
ブキは あの別れの電話の後、わたしの家のすぐ側まで 来たが 会う勇気がなかった そのことを ずーっと 後悔していたが 自分から 積極的に動くことはできなかった どうしても 自分の過去が(×1)ひかっかって動けなかった と話し、わたしの電話をすごく喜んでくれた。
ある日 わたしはブキに言う。
「今度 そっちに行っていい?」
4月の末、叔父の紹介で初めて出会って 約1年が経とうとしていた。
久しぶりに見る顔。聞きなれた声。優しい笑顔。あったかい言葉。
・・・・・・・・その夜、二人は結ばれた・・・・・・
・・・・続く
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