秋の天皇賞プレイバックSP - 2003年11月02日(日) 秋の天皇賞(以下秋天)、で思い出したこと。 順番は、一部バラバラです。 このレース、とにかくいろんなドラマというか、とんでもないことがあったのだ。 (1)あっと驚くギャロップダイナ! 皇帝シンボリルドルフ、休みあけとはいえどこの誰だかわかんなにような馬にゴール直前で差し切られて敗北。 (2)メジロマックイーン降着… G1レース最初にして唯一の1着降着。武さん、JRAのCMでは言ってなかったけど、いちばんのこのレースがいちばんの「サプライズ!」でした… (3)トウカイテイオー復活ならず… 春の天皇賞でメジロマックイーンに敗れたあと、骨折休養を経て復活したテイオー、でも直線一度は先頭に立ったものの7着に敗北。 まさか、ジャパンカップであんなに劇的に復活するとはねえ… (4)ビワハヤヒデ伸びず… それまで、2着を外したことのない超堅実派ビワハヤヒデ、最後の直線で伸びきれず5着。レース直後に岡部が下馬し、故障発生でこのレースで引退。「真面目に走りすぎる馬だったから…」:岡部談 後輩が「お父さんが泣いてた」って言ってました。 (5)ナリタブライアン! 復活して、一番人気にはなったものの、全然延びずに2桁着順。 個人的には、マイシンザンが取り消して仕方なく替わりに買ったジェニュインが来てビックリ。 (6)エアジハード この馬が安田記念以来のぶっつけで3着に来ていたのを覚えていたので、今年の馬券を少しだけ当てられた気がする… (7)サイレンススズカ 夜中に競馬友達からの涙声の電話で悲劇を知りました。 あの年のレースだけは、サイレンススズカが止まった時点でレースは終わった感じがしたなあ。 「でも、種牡馬にはなれるよねっ!」と言われて口ごもってしまった。 (8)デンジャラス・スペシャルウイーク 知り合いに馬券頼まれてたんですが、PATの調子が悪くてつながらず、買えなかったら来たんだよなあ、スペシャルウイーク。2着がステイゴールで助かりました。自分の馬券は惨敗。 (9)オペドト伝説 結局、この年は、秋天・JC・有馬とG1で3つ続けてオペドト。 翌年の秋は、またオペドトと思ったら、一度もきませんでした。 (10)デジタル!? 「こいつのせいで、クロフネもプレストンも出られない!ダート馬のくせに」とみんなで文句言ってたら、大外からものすごい脚で差し切り勝ち。 ほんと、「新聞読む馬」だよねえこいつは。 しかし、もしクロフネがこの秋天に出てたら、その後のダートでの活躍はなかったかもしれず。 (11)ト、トップロード…? 「中山苦手」をさんざん指摘されながらも、なぜか2着に差してきたトップロード。クリスエスとサンペガたくさん持ってたのに… これを見て、「中山でも大丈夫だな」と思ったら、ジャパンカップでも有馬記念でも見事に来なかった…嫌がらせか? (12)後藤vs吉田! まさか秋天でやるとは… それにしても、競馬ってのは、大外、休み明けでクリスエス不利!とかみんな思ってるとかえって来るもんですね。過信も禁物だけど、逆境も重なると開き直れるのかもしれない。 しかし、これからはもう、トライアルレースは要らない時代なのかな。 ...
|
|