マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

ドンパッチ伝説&子供は忘れてくれない - 2003年10月15日(水)

今日、車でFMを聴いていたら、昔懐かしいお菓子の話がでていた。

DJ「ほら、昔、口の中でパチパチって、爆発するお菓子があったじゃないですか、ほら!」

それを聴いた僕は、「そんなことも覚えてないの?」と内心思っていたのだが、そのあと、送られてきたリスナーのFAXに頷くDJに驚愕してしまった。
「それって、シュワシュワパンチ」ですよね。
「うん、そうそう」

えっ、それって「ドンパッチ」じゃないの??

「はじけるキャンディ、ドンパッチ」といえば、僕が小学生の頃、一世を風靡したお菓子だったのだ。海外ものらしい、その毒々しいパッケージに、袋を開けたとたんに「バチバチッ」と跳ねているキャンディの粒。

 なんだか、あからさまに「これ、食ってもだいじょうぶ?」
 と誰かに尋ねたくなるような食べ物だった。

 だって、口に入れてもバチバチ跳ねてたし。

 当時は、「ドンパッチを食べて胃が破裂して子供が死んだ!」
とか「電車の中で寝ている人の口の中にドンパッチを入れるイタズラが流行っている」とか、さまざまなドンパッチ伝説が流れていたのに。

 シュワシュワパンチ、なんて全然知らなかった、ショックだ…

〜〜〜〜〜〜〜

 ところで、駄菓子屋のことで、思い出したことを一緒に書いておこう。
 僕が小学校1年くらいのとき、いつも行っている駄菓子屋で、10円の綿菓子を買った。
 そのとき、ちょうど100円玉一枚しか持ってなくて、僕はそれを出したのだけど、そこの店番のおばあちゃんが、その時僕に、「100円出して10円なんて、めんどうだねえ」と言ったのだ。
 もちろん、普通にお釣りをくれたのだけど。

 僕は、その一軒以来その店に行くのがいやになり、友達に誘われたりしない限り寄り付かなくなった。

 「相手は子供だから」なんて思っちゃいけない。
 小さなことだからこそ、子供は、忘れてくれない。
 

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