マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

もし、世界が明日で終わりだとしても。 - 2003年10月14日(火)

「もし、明日で世界が終わっちゃうとしたらどうする?」

「そうだなあ…う〜ん、思いっきり美味しいものを食べる!」

確かにそれはいいアイディアだ。
でも、待ってくれ。
君が美味しいものを食べるためには、誰かがそれを作らなくちゃならない。
もちろん、レンジで温められるようなインスタント食品なら…
あっ、発電所の人も仕事なんかしてないかもしれないな。
自分で作るしかない、ってことか?

〜〜〜〜〜〜〜

たぶん、本当に明日が世界の終わりでも、いつもと同じように鍋を振ったり、
灯りをともし続けるために働く人たちがいる。
彼らは、最後の日に自分の料理を食べてくれる人々のために、腕を奮うはずだ。
そういう「終わりかた」を望む人は、確実に存在すると思う。
もちろん、少数派だろうけど。

実は、世界なんて明日滅びないとしても、いつもそうやって回っているのだ。
どっちが得とか損とかじゃなくてさ。


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