ひさびさにスイカを食べた日。 - 2003年07月31日(木) 今日、今年初めてのスイカを食べた。 扇形に切られたスイカが並んでいて、僕はその中の比較的端っこに近いやつを一切れ手にとって、食べ始めることにした。 僕は元来スイカがあまり好きではなかった。 そんなに甘くもないし、だいいち、あのあまりにも多量の種を取るのがメンドクサイ。 汁気が多くて手がベタつく。 間違って種でも飲みこんでしまった日には、しばらく、お腹の中からスイカの芽が出てこないかと、心配しないといけない。 要するに、苦労の割に実りが少ない食べ物、というのが僕の認識なのだ。 今日、久々にスイカを手にとってみて、かぶりついてみたのだが、正直、そんなに甘くない。 手もベタベタする。やっぱり種をとるのもめんどくさい。 でも、このめんどくささと甘酸っぱさが、なぜかとても懐かしい。 どうして大人たちがスイカを食べさせたがったのか、なんとなくわかったような気がした。 半分くらい食べた時点で、感傷よりもめんどくささが上回ってしまったけれど。 僕もまだまだ未熟だな。 ...
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