乗り物酔いと依存心とリストカット。 - 2003年07月08日(火) 僕は乗り物酔いがひどい。 子供の頃は、家族旅行のたびに酔って吐いていたし、ヘタしたら外食に行く車で酔ってしまい、食事が食べられないことすらあった。 酔い止めの薬とか、前に座って景色を眺めるとかいろいろやってみたけどダメだった。 酸素が足りない金魚のように、外の空気に向かって、ただうつろな目で口をパクパクするのみ。 さすがに、今は前ほど激しく酔わなくなった。 自分で車を運転するときは、まずそんなことはないし(でも、たまに山道などでは自分で運転していて気分が悪くなることもある)、二日酔いとか、乗り物が激しく揺れたりしなければ大丈夫だ。 最近は、乗り物の大部分が禁煙になってくれたおかげで、かなり助かってもいる。 ところで、以前は、「乗り物酔いが酷い子供は依存心が強く、甘えん坊」なんて言われていた。 さて、それは事実なのかどうか? 希代の乗り物酔い男としては、むしろ、神経性の消化器症状のような気がするのだが。 ただ、ひとつだけ言えることは、乗り物酔いをしない人間には、そのつらさはわからない、ということだ。好きで酔ってるんじゃない。 そんなふうに考えると、リストカットとかをする人の辛さも、きっと僕にはわからないんだろうなあ、と思う。 本人にとっては、ガマンできないこと、なんだろうから。 実際には、乗り物酔いの人を介抱すれば、自分の人生にメリットがあるかもしれないが、リスカの人の場合、メリットがなさそう、ただ、それだけのことかもしれない。 ...
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