マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

クッキー2枚分のシアワセ。 - 2003年06月10日(火)

※アクセス話は、昨日(6月9日)の日記です。 

 今日、カンファレンスで使う資料を借りに行ったら、その科の資料係のお姉さん(というか、僕よりはるかに年下、なんだけど)が、その重い重いカルテとレントゲンの入った袋に「お疲れ様です!」と言いながら、誰かのお土産らしいクッキーを2枚、入れてくれた。
 帰り道、重い資料を抱えながら、僕はちょっとだけ幸せだった。
 お姉さんが、ものすごく美人だったわけじゃない(でも、すごく明るくて感じのよい人だったけど)。
 お菓子を買う金がないわけじゃない。
 クッキーが大好きなわけじゃない(キライじゃないけど)。
 でも、僕はいつもよりほんの少しだけ幸せだった。

 僕は単純な人間なので、他人のちょっとした気配りや優しさに触れると、すぐに喜んでしまうし、他人の拒絶や怒りに触れると、とても寂しくなってしまう。
 それは、ネットの中でもそのままなのだ。

 だから、褒めてもらったり、「参考になりました」と言ってもらうのも、もちろん嬉しいのだけれど、ごくごくたまにでも、この2枚のクッキーくらいの幸せが、誰かに届いていたらいいなあ、と思うのです。


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