マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

僕がいちばんキライな生き物。 - 2003年06月11日(水)

 車を止めようとしたら、近くの茂みに、細長い物体が。
「へっへっ蛇だ!」
動物園以外で、久々にこの生き物を見たのだが、車に乗っていながらも、やっぱり怖い。
そう、僕はヘビが大嫌いなのだ。
 いつごろからキライだったかは、もう記憶にないくらいなのだが、
小学校の帰り道で遭遇してからは、半年くらいその道を迂回していたし、
同級生が面白がって裏山で捕まえてきたヘビの尻尾を持って、
ブルンブルンと振り回したりしていたのが信じられなかった。

 さらに、「水曜スペシャル」の川口浩探検隊では、ヘビはマストアイテムだった。
 咬まれたら即死の猛毒ヘビに行き手を遮られる探検隊!
 中には、「恐怖のヘビ島」なんてのもあったし。

 とにかく僕は、物心ついたときから、ヘビがキライだ。
 どうして動けるのかわからないあの体。
 咬まれたら死んでしまう猛毒!(と思い込んでいた記憶が抜けないのです)
 いまだに、山道をやむを得ず歩くときには、ヘビにかまれたときの応急処置法を頭の中で反芻するくらいに。

 でも、最近ヘビって、ペットとして人気があるらしい。
 僕には、まったく信じられない。

 しかし、ヘビからしたら、人間だって「妙な方法で動く、巨大で危険な生き物」なのかもしれないんだけどさ。

 いまでも、僕は相変わらずヘビが怖くて、それは、自分が子供の頃と同じ人間だということを思い出させてくれる。
 まあ、あんまり思い出したくもないけどさ。 
 


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