日本で一番分厚い文庫本? - 2003年05月28日(水) 今日、ちょっとしたトラブルがあって、鍵の110番の人にお世話になったのだけれど、その人の車の助手席のシートの上に、やたらと分厚い文庫本が置いてあった。 僕がどうしてその本に興味を持ったかというと、僕の今までの記憶の中で、いちばん分厚い文庫本は司馬遼太郎の「歳月」か、「東海林さだおの弁当箱」というエッセイ集だったのだが、このシート上の文庫本は、それに匹敵する厚さ。 シャレにならない状況ながら、僕は、その文庫本が何なのか、それが気になって仕方がなかった。 で、それとなく確認してみたら、京極夏彦さんの「鉄鼠の檻・文庫版」という本だったのです。 いやあ、あれは分厚かったなあ、びっくり。1000ページくらいあるんじゃないかなあ。 日本でいちばん分厚い文庫本って、何ページくらいあるんだろう。 まあ、あれだと持ち歩くというよりは、単行本より安いというのがメリットになるんだろうけど、どうして分冊しなかったのだろう? 僕も、大学の前半くらいまでは、本もゲームも長く楽しめるほうが好きだったんだけど、最近は、早く終わって密度が高く楽しめるものが好きになってしまったよなあ、などと思いつつ。 ...
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