ネットビジネスHPの悲しき「幸福の雛型」。 - 2003年05月08日(木) サイトをやっていて、自分のアドレスを公表している人間にとって、 腹が立つのはやっぱりスパムメールとか、掲示板へのネットビジネスの書き込みではないだろうか。 「面白いホームページですね。私のところにもぜひ遊びに来てください」 リンク先→ネットビジネスの紹介ページ というのは、チャーリー浜が出てきて「ごめんくさい」をやるのと同じくらい確実な事象なのだ。 僕個人へのメールならゴミ箱に投げ捨てればいいのだが、サイトへの書き込みは、もし万が一、うちのサイトのゲストが引っかかったら…とか思うと放置してもおけないので、イライラしながらネットビジネス書き込みを消去することになる。 あの手のネットビジネス宣伝サイトの作りはほとんど同じ。 「違法ではない」と強調しながら「仕事の内容は、資料請求しないと一切わからない」ようになっており、宣伝サイト上には「喜びの声」だけが掲載されている。 しかし、ああいうのって雛型があるのかもしれないが、そういうページに掲示板の書き込みを消去する前の確認のために行ってしまったときに思うのは、どれも同じような「幸福な生活」を提言していることだ。 一日にちょっとだけパソコンでネットビジネスをやるだけで、あっという間に借金が返せ、海外の別荘でビーチに寝そべって暮らせるような人生。 …あの、絶対にありえないことですが、本当にそんな生活をしたとして、それって幸せなんですか? 僕は、そんなくだらない「幸福」なんて、まっぴらごめんです。 ビーチでのんびりしてるのが楽しいのは、日頃の激務を忘れられるからであって、別に一年中そんなことをやっていたって楽しいとは思えん。 でも、それが一般的な「幸せな生活」のイメージなのかなあ。 少なくとも、他人を騙そうと思うなら、もうちょっと頭を使ったほうがいいんじゃないかなあ。 ああ、すでに騙されている人たちが大部分なのか。 ...
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