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■ それが一番大事
ここんとこの不調の原因がわかった!
私はだいたい五月病とは無縁で、春から夏にかけて調子が良いのだけど、今回はなんかいつになくしんどくて、なんでかなぁ〜と思っていたんだけど、何となく原因がわかってきた。
それは、過去を振り返るという行為がしんどいんだな。 親が生きてる間は、徹底的に親を避けてきた。 妹と関わる時も、親がついてくるので極力避けてきた。
それが親が亡くなって、やっと心も身体も自由だぁ〜と思ったら、妹と関わることが増えてきて、実家に足を踏み入れることも増えてきて、実家の近所の見知ったオバチャンたちとも言葉を交わすようになって…
私はただ前を向くことで、未来を見つめることで、何とか自分を保って生きてきた。 過ぎたことは仕方がない、今を生きるしかない、そして未来を描くしかないと。 だから、今までやってこれたんだな。
妹がしんどいのはわかる。 一緒に暮らしてた母親が亡くなって10ヶ月。 どんなに傷つけられても、いないよりもいた方が良かったんだね、妹にとっては。
こんな日がいつか来ることはわかっていた。 10年以上前から、その辺の覚悟をしておくようにと何度も言ってたんだけどね。 親が元気なうちに、自立できるように準備をしておいた方がいいと。
福祉の人にも相談していろいろ手配したこともある。 私と一緒に暮らして、そこから作業所に通ったり、リハビリに通ったりすればいいと、家に泊めたこともある。 だけど、妹は嫌だ嫌だと言いながら、いつも母の元へ逃げ帰っていた。
母と一緒にいるのが嫌になると、いつも精神科に入院していた。 入院生活が嫌になると、一人暮らしの準備を始めたり、施設に入る準備を始めたりもするけど、結局最終的には母の元へ帰っていた。
今、妹が帰る場所は、母のいない実家だ。 ヘルパーも手配しているから、全くの孤独ではないはずなんだけど、それでもやはり寂しいみたいだ。 ホッとしている反面、寂しいんだろね。
病状は私が見る限り、母が生きてた頃よりは調子が良さそうだ。 精神科の主治医もそのように見ているみたいだ。 だけど、本人はしんどいみたいだね。 言葉は悪いけど、狂っている方が楽だったのかも。
皮肉なもんだ。 親が亡くなって病状は良くなったのに、そのためにかえって苦しいなんて…
申し訳ないけど、私はもう私の人生を生きてる。 親が亡くなって、私は清々してるんだ。 喘息の症状もピタッと出なくなった。
過去を振り返るなんて、まっぴらゴメンだ! 私は今を生きるよ、未来を生きるよ。 いつ死んでも悔いのないように、前だけ向いて楽しく生きていくよ。 それが、今の私の全てだ!
2009年06月09日(火)
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