蛍桜

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狂気

誰かに何かを伝えたいときほど
言葉が出てこなくって
毎日毎日同じようなことぐだぐだ言って
けれど結論はどこにも出てこなくって
慌てて結論探して 終わり
何が伝えたいのかも分からないまま
伝えたいという気持ちだけが先走って

黙れって言うなら黙る
去れって言うなら去る

だから本当のことを言ってよ
本心を言いかけてやめるられるのは嫌だから



殺したい気持ちがあった
殺したい心があったんだよ?
なのに殺さずにここまでやってきた
私は私を生かしてきた
別に誰のためだとか言おうと思わない
けれどすごいねって誉めてほしかったのかもね
何かのためって言いたかったのかもね
見当たらない目標
ただがむしゃらに追いかけて
追い抜くことも追いつくことも許されないで
背中だけを見て 離れて行く背中だけを見て
それで私が満足してると思うの?

・・・やけになってる私を止めてほしかったのかもね
本当は気づいてほしかったのかもね

大丈夫?って言葉さえ辛い時があったね
そんなのうわべだって嘆いた時期があったね
けれど今の私は違うの
前の私とは変わったんだよ
どう変わったかなんていえないし
前の私がどうだったなんてわからないし
そう、私が言っていることはただの空想にしか過ぎない

けれど何かが変わったって思えた
変わったことがすべていいことではなかったけれど






何を伝えたいのかは結局分からない
何を知りたいのかも何を求めているのかも
すべて捨ててしまったら楽になるかもなんて
馬鹿な考えしか頭をよぎらなくて
激しく頭痛が襲ってくる

ここから走り出す力がほしい
ただ突っ立って ただ座り込んで
何かを待っていた きっとずっと待ってたんだと思う
もうだめだよ、と嘆いて笑って泣いて
少しでも私を見てほしいって
見てよ、って子供みたいに叫んで

夜が来るたび怖かった
また独りになるんじゃないかって怖かった
もう二度とあの人が帰ってこなかった夜のように
この夜もそうなるんじゃないかって

私から離れていこうとする人がいるの
見かけはすぐそこに居るのに心は離れてく
追いかけるすべもなくて
あぁ・・・今日も一人私の前から姿を消したね

ありがとうなんて言えないから
適当に笑ってごまかした
それで終わるならそれでいいと思った
彼がそれを望むならそうしようと思った
けれど前と変わらない優しさを与えてくる彼に
私はどう対したらいいのかわからなくて...
冷たい言葉を投げかければいい?
けれどそうすればきっと君は悲しむ
前みたいに優しい言葉をかければいいの?
そんなことできるはずないじゃない
心を離そうとしている彼に
私が今何をしたって 彼が今私に何をしたって
すべてはすれ違う すべては誤解を生む
笑って大丈夫だよって今は言える
けれど前みたいに彼に嘆くことは許されなくて
言葉のやりどころが分からなかった
そう、でもそのやりどころがどこなのか
知っている人はきっと私以外はいなくて
結局は自分で気づかなきゃ、自分で

自分を追い詰めることをしようとおもった
けれど私には逃げ道が多すぎた
どうにもできないことが多すぎた
いや?諦めているだけなんだって分かってる
けれど甘えたかった大切にしてほしかった
私だけを見てほしかった
それに応えることができないくせにわがままで
いつもそんなことばっかり考えてた

素直に言葉を吐き出せるほど私は大人じゃないし
巧みに言葉を操れるほど大人じゃない
私の言葉の中に隠れている本音を
気づいてほしいって嘆いたって
私に本音が隠せてると思う?


月が闇の中で泣いているように
その雫が私の心へと零れ落ちて
そのままどこかへ連れ去ってしまわれそうで
何を求めてればいいのか 何を信じてればいいのか
この世の中で私はどうしていけばいいのか
ねぇ
嘆いている君もあなたも
助けることが出来ないまま助けたいと思って
それでも私まで嘆いて
結局はすべてを大きくして傷つけて終わって
さようならを告げることさえ許されなくて
そういえるほど強くなくって大人じゃなくって

消えかけた希望の中
私は手探りで歩くの それさえ出来ないかもしれないけれど
誰かが悪いだなんて思ってるわけじゃないし
結局自分なんだって分かってる
けれどたどり着くには自分だけの力じゃ無理だってことも
ちゃんと気づいてて
矛盾ばかりのこの世の中に嫌気が差してきて
素直に笑えるあの人も心の中でどう思ってるのか
分かるはずもなくて
ただ ただ 少し近づけたことに私は喜んで
まだ笑顔でありがとうって言える
あの人には言える
そういう自分に気づいて

深く踏み入りすぎるのはよくないって分かってる
まだ踏み入れてないあの人だからこそ
ありがとうって笑って言えるんだって知ってる
けれど、どんどん足は勝手に踏み込んでいって
結局最後は傷つけることになるのでしょうか

私の過去に何があったのか
すべて知っている人はきっといないし
私自身忘れたいって思って忘れてることたくさんあって

辛い思いしてきた人はたくさんいて
きっと今笑ってる彼女だってそれはあって
うわべだけの笑いもうわべだけのありがとうも
今は言えたらいいと思う

うわべはいつか本当になる可能性があるんだから


不機嫌なふりして誰か振り向いてという
強がりしてるふりして
本当は弱い自分を曝け出して
結局私は何がしたいんだろう
本当にやりたいことが見当たらなくて
裏に裏に 何か別の答えが待ってて
誰かに問われてもこたえることが出来ないの
「何がしたいの?」って


手を伸ばせば届きそうな空も
手を伸ばしても届かないような空も
すべて私を見下してすべて私は見上げて
こういう世界に生まれて
「見下す」じゃなくて「見守る」って考えれないのは
今の私が腐っているから

最後まで心の隅に残る悪い夢
正夢にならないで そう願った夢もあった
悪夢はずっと私の心に残る
一つの選択肢として 私の選ぶべき道として

叫び声がむなしくコダマしていく静寂
この橋を渡っていけば私も堕ちて行ける?
雨に濡らされたこの体を
沈めてしまうことが許される?

すべてが敵に見えて すべてからおびえて
そう信じれるものは何一つないって
いつも嘆いてた それでも帰る場所はあって
・・・私には帰る場所があった・・・

姿をあらわなさないあの人が今何を考えてるのか
鳴らない音楽 耳に焼き付いて
知らないうちにそれを打ち消すように
大声で叫んでた私
情緒不安定とかそんなんじゃないと思うの
ただ心が迷子になっているだけ
でも出口は分かってるの
そこに向かうのが ただ ただ怖いだけ
だからね 嘆く権利なんてないと思ってるんだ
ちぎれた心はすぐに直せばいい
私にはまだその手段はあるから

誰の救いもいらない
本当ならそういいたい
けれどきっと私は一人じゃ無理
今は独りになるのがすごい怖いの

またみんな去って行くんじゃないかって
また独りになっちゃうんじゃないかって
独りにされる前に
独りになればいいんじゃないかとか
すべてを突き放してしまえばいいんじゃないかとか

孤独って本当のところよく知らないはずなのに
恐怖だけがまとわりついて
怖いってただそう思うだけで

矛盾してるこの世の中と
迫ってくる孤独 けれどたどり着いたことのない孤独
私の中のプライドと さよならと告げる彼
差し出す手に 流れる赤い血
もう動かないと思っていたこの左足
誰とも話したくないと閉じる口
けれど嘆き 叫び 無力な言葉を並べる

頭の中に舞うものが多すぎて頭を麻痺させて
それでも出てこない言葉たちはたくさんある
けれどそれでも
見えなかった言葉が湧き上がってくるのが分かる



私の心はやっと
動き出したのかもしれない


2003年10月08日(水)

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