| 蛍桜 |
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| 境界線+木の葉は |
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「君は何も変わっていないね」 と笑いながら言う君に 僕は本当の僕をみてほしいよ。 何も変わってないことないじゃないか。 僕の中の僕はこんなにも成長しているのに。 もっと、中まで見てほしいよ。 だけど勝手に僕の中には踏み込んで来ないでね。 土足であがられちゃ 僕はすぐに泥で汚れてしまうから 今よりも汚くなってしまうから踏み込んで来ないでね。 だけど僕の心と、外の世界との境界線が君に見えるかい? どこから靴を脱げばいいのか分かるかい? そんなの、君には分からないよね。 だって君は僕に言ったじゃない。 「君は何も変わっていないね」と。 それは君が僕の境界線が分からない証拠。 それは君が境界線の向こうの僕を見れていない証拠。 |
| 2002年06月13日(木) |
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