蛍桜

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これが私であるのなら+その他大勢
自分の悪いところは分かっているのに
それを直す事は出来なくて
それを見つめる事も出来なくて
ずっとその悪いところが残ったままになる

そんな自分はいやなのに
そんな自分しか私は知らないから
悪いところがなくなった私は
いったいどんな私になるの?
たとえ私という人間が成り立ったとしても
それは私じゃないと思う

私のふりをした何か
完璧な私のふりをした何か

それは私ではない

悪いところをのけてしまった私は
私とは言えないのなら
悪いところが残っている私が
私自身なんだろう

私は私

わかりきってることで
他の誰でもないことくらい分かってて
この私を否定する人だってたくさんいるけど
いつか・・・いつかきっと
肯定してくれる人が現れるかな
なんて夢見てる


昨日の話題に少し戻るけど
私を必要ない人は必要ないけど
私を必要な人にとって私は必要なんだよね

今は必要にしてくれる人がいないだけ







夜明けの来ない夜は無いさ
あなたがポツリ言う
燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた

悩んだ日もある 哀しみに
くじけそうな時も
あなたがそこにいたから
生きて来られた

朝陽が水平線から 光の矢を放ち
二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球

泣き顔が微笑みに変わる
瞬間の涙を 世界中の人たちに
そっとわけてあげたい

争って傷つけあったり 人は弱いものね
だけど愛する力も きっとあるはず

ガラスの海の向こうには
広がりゆく銀河
地球という名の船の 誰もが旅人

ひとつしかない
私たちの星を守りたい


瑠璃色の地球







これが私であるのなら
    それを素直に受け止めようと思う

+++

どれだけ必死に考えても答えは出てこない。
私はいったい何をしたいんだろう。
他人の言葉に少し気をとられて
自分の言葉を見つけれずにいる。

なんか、すごく、孤独を感じる。
本当にこれが孤独といえるのかわからないけど、
誰かさんみたいに、家族がいないわけではないけど、
なんか、孤独じゃないから余計孤独に思えて、
もしかしたら自分に同情したいのかもしれなくて。
よくわかんない。

誰かは、この日記を見て、私を誤解するかもしれない。
どう誤解するのかは、私には分からないけど、
本当の私を見ないで、この文面だけの私を見るだろう。
別にそれが私じゃないなんて言わないし、
本当の私を見てほしいなんて思わないけど、
私のことを、良い方に、良い方に、と誤解してる人たちが
本当の私に会ったら、どういう行動に出るのかを考えれば
こいつは、こういうやつだったんだな、ってがっくりするかなぁ。
考えたくないから、もう考えないけど。

ずっとネット上で、「蛍桜」を演じてきて、
最近は「蒼空」を演じてきて、
演じようと思って演じているわけじゃないんだけど、
それが現実の私とは似ても似つかなくて。
現実の私は、詩なんてかきそうなやつじゃないし、
こんなくらい文章書いているのだって、誰も想像できないだろう。
だけど、書いてるってことは、やっぱ違うってことで。
現実の私は、ネット上で「蛍桜」や「蒼空」を名乗る時にだけ
「本当」の自分を出せるような気がするけど、
「蛍桜」や「蒼空」を名乗る時にだけ、
「本当」の自分を隠しているような気がする。
いったい、どっちなんやねん。ってつっこみたくなるけど、
それは私にも分からないし、どうしようもできないし。

誰かに、本当の君はどこにいるの?どれなの?

と尋ねられれば、私は何も答えないだろう。
ネット上にいるのかもしれない。
今、ここにいるのかもしれない。
現実にいるのかもしれない。
鏡に映るのがそうなのかもしれない。
・・・どこにも、いないかもしれない。

それは私が決めることじゃなくって
その答えは私が出すことじゃなくって

私じゃない、誰か。
たくさんいる人たちの誰かが決めて、出すことだろう。

たくさん居る人たちの誰か。
なんか今この言葉を使って悲しくなった。

ごめんね。
ちょっといいたくなった。今。
みんなを、その他大勢としかみてなくてごめんなさい。
日記を読んでくれているあなたを、
その他大勢としか言えなくてごめんなさい。
みんなの名前を一人ずつ呼びたいけど、
私にはそんな記憶力もないし、
私になんか名前を教えてくれない人もいるかもしれない。
もし、名前を教えてもらったとしても私は、
「その他大勢」ではなく、「個人」としてその人を
見ることができるのか分からない。

誰かにとって、私は
その他大勢であるように
私にとって、誰かは
その他大勢であるんだね

そう思うとすごく悲しくて、いやになって、
私はその他大勢なんて思われたくない、って
今まで嘆いていたのは、なんだったんだろうって
がっかりして、落ち込んで、
出口のない暗闇の中に迷い込んでしまった気がする。
私にとってあなたは、その他大勢ではないはずなのに、
そうやってしか、あなたを呼べないのは
どうしてなんだろうね・・・。


あなたが私にとって、その他大勢で終わりませんように。
いつかきっと、あなたは私にとって
かけがえのない人になるでしょう。
そんなこといったって、わかんないか。
私にとってあなたがかけがえのない人になるかどうかは、
あなた次第、なのかもしれない。
話したこともないあなたが、
どうやったら、私の中でかけがえのない人になるのかな。

なんか、よくわかんなくなってきたけど、
もっともっとたくさんの人と知り合いたい。
なんとなく、今そう思った。

まとまってない文章でごめんなさい。

でも・・・


2002年05月26日(日)

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