蛍桜

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素直なんて言葉持ってないよ

ほんとに自分はちっぽけで
すぐに誰かを傷つけて
それでもその理由がちゃんと分からなくて
そんくらいでこうなるもんなの?
なんて誰かに問う


いつも同じ繰り返しで
私が悪い事はわかってるんだけど
どうしてもその繰り返しばかりで
これが私の性格だと
割り切ったらそれで終わってしまうけど
本当にこれが私の性格なんだ
としかいいようがなくって

人間は中身さ

なんていうにはその中身が
あまりにもよくなくて
ある人にもいわれるほど
「中身」がちゃんとしてる人間じゃなくて
別に顔じゃない
と否定する気もないけれど
私は顔さえも自信が持てなくて
そしたら何に自信を持てばいいのかわからなくなって
プライドばかりが膨らんでいく

君は性格なんてよくないだろ
中身で勝負なんていうなよ

そう言われた記憶がある

そんなのはわかってるから
否定はしなかったけど
いつか私は否定できる人間になるのだろうか

できないだろうな
これが私だから

だけどこれが私のいいところでもあるから

そう思ってるのはうぬぼれかもしれないけど
そう思いたいのかもしれないけど

いつかこんな私でも
わかってくれる人が現れてくれるだろう
夢のまた夢かもしれないけど
現れる気がするんだ

夢の中でも
嘘の世界の中でも
機械仕掛けの世界の中でもいいから

誰か私を救ってください
誰か私を理解ってください









君がいた夏は
遠い夢の中
空に消えてった
打ち上げ花火
君の髪の香りはじけた
浴衣姿がまぶしすぎて
お祭りの夜は胸が騒いだよ
はぐれそうな人ごみの中
「はなれないで」出しかけた手を
ポケットに入れて握りしめていた
君がいた夏は
遠い夢の中
空に消えてった
打ち上げ花火
子供みたい金魚すくいに
夢中になって袖がぬれてる
無邪気な横顔がとても可愛いくて
君は好きな綿菓子買って
ご機嫌だけど 少し向こうに
友だち見つけて 離れて歩いた
君がいた夏は
遠い夢の中
空に消えてった
打ち上げ花火
神社の中 石段に座り
ボヤーッとした闇の中で
ざわめきが少し遠く聞こえた
線香花火マッチをつけて
色んな事話したけれど
好きだって事が言えなかった
君がいた夏は
遠い夢の中
空に消えてった
打ち上げ花火




          ほんのり、この歌、
     これからの私の実話になりそうなカンジです(笑
         心境が似てる気がします
2002年05月23日(木)

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