(前回のあらすじ)
少年院送致をほのめかされた齋藤氏は失禁をした。
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一枚のはがきが我が家に来た。
「卵代の請求か?!」
そうではなかった。
「初心者講習および違反者講習のお知らせ」
そう題されたはがきによると、それに行けば罪はなかったことに
そして社会復帰が認められる
らしい。
とりあえず少年院送りはまぬがれた
らしい。
そして初心者講習日の朝。
鴻巣という埼玉の果てに行くために朝5時に起きる。
遠いし、周りは畑だし。
だけど社会復帰のためと思えば何てことない。
「余裕だぜ!」
講習が始まるまではそう思っていた。
教官「君たちは初心者ドライバーの落ちこぼれというわけだ!」
そんなありがたい言葉で始まった講習は
教官「いい勉強になったでしょ?ねぇ?はは」
という感動的な言葉で締めくくられた。
途中教官の首を締めくくらなかった僕に拍手。
3時間かかって帰宅。
疲れたきった僕の瞳に飛び込んだのは
「卵代の請求書」
こん棒で撲殺したい、と思った。
続く
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