| 2002年10月26日(土) |
関東大学リーグ1部第14節 慶應義塾大−亜細亜大 （西が丘） |
第一試合がで順天堂が青学を3-0で下した結果、負けか引き分けでは最下位（＝自動降格）となってしまう慶應。勝って来週の入替戦に望みを託す他には一部残留の可能性は無い。
本日の対戦相手である亜細亜大とは、前期ではスコアレスドローだった。
両チームともオーソドックスな４−４−２（だと思う）。
慶應： 亜細亜：
−−槻木−飛田−− ――15―13――
−玉田―――８― ―――32―――
――７―渡辺―― ―８―６―20―
４―５―河村―20 14―５―４―３
―――１――― ―――１―――
��槻木がやや1.5トップ気味か。亜大の方は中盤がかなり自由に動く感じ。
天気用予報では雨だった。空はどんよりと曇っているが、まだすぐに降り出す様子ではない。観客席に屋根の無い西が丘と言うこともあり、なんとか持ちこたえて欲しいところ。
亜大は前節で一部残留を既に決めており、慶應的にはモチベーションを落としていてくれると嬉しいと思う。しかし、意外にも負けないサッカーではなく、勝ちに来てくれた。
ボールの支配率はほぼ互角で、若干慶應が押し気味かと思われたが、
前半30分��玉田が負傷退場。暗雲が立ち込める。
亜大は�δ膂造鮹羶瓦帽兇瓩鯏験�し、前半38分、ＰＡ外からその貞安が放ったミドルらがゴールを揺らし先制。
慶應は攻めの形が作れず、厳しい展開。
それでも前半終了間際、�ε亙佞離好襦璽僖垢膨侈擇�反応。DFを引きずりながら、
ペナルティエリア内へドリブルで進み、シュート体勢に入った。すかさずDFがスライディングでボールをクリアー。倒れる槻木。ボールは転々とし、タッチを割る。が、スタンドがため息に変わりかけた瞬間、主審の笛。PK。
これを槻木がきっちりと決め、同点に追いつき前半修了。
良い時間帯に追いついたことで、後半一気に逆転したいところ。
後半始めは慶應がペースをつかみ亜細亜大ゴールを攻める。
後半 分、ゴール前でのフリーキック。渡辺のキックに慶應の選手が頭で合わせたボールは大きく弾んでゴールマウスへ。しかし、オフサイドの判定でノーゴール。
決定機を逃すと、流れが相手に移るのはサッカーの常。
後半23分、途中交代でトップ下に入っていた亜大・鶴田が放ったシュートはポストの内側に当たり、ゴール外に出たかに見えた。けれども、これに対して副審がゴールインのアピール。再びリードを許す。
慶應はこの微妙な判定にも集中力を切らすこと無く攻め続ける。GK竹中とキャプテン渡辺は良く声を出して盛り立てていた。
後半25分、先週初出場ながら左サイドで良いクロスを上げていた32番鈴木隼人が交代で入る。
そして後半27分、こぼれ玉を渡辺拾った渡辺が地を這うような弾丸ミドルが、文字通りゴールに突き刺さった。
残り18分。まだ時間は残されている。
慶應は攻めつづけたが、焦りもあるのかつまらないミスが出て、なかなかゴールを奪えない。
しかし、もう正規の90分が終了しようかという時にCKのチャンスを得る。混戦から�２和爾�ヘディングシュート。GKが弾いたところを槻木が詰めて、ついに逆転。
ロスタイムは3分が表示されたが、ここを何とか守りきりタイムアップ。
なんとか土壇場で最下位から逃れ、自動降格を免れると共に、今年記念大会のために、出場枠が大幅に増やされたインカレへの出場権をも得ることが出来た。
慶應は何と6年連続の入替戦出場である。
しかし、まだ終わったわけではない。来週の入替戦の相手は二部で二位に入った日大。夏の関東選手権ではベスト4に入り、後期リーグ戦では最終節で中大戦に破れた以外は勝利を収めている。
一週間、十分準備をして臨んで欲しい。
観に行く方も、西が丘（二部の試合が西が丘で開催されることはほとんど無い）の方が楽しいからね。
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