それにしても昨日は大変だった。 …と人は言う(誰?)。 昼頃から謎の腹痛が始まり、早退。 いや早退じゃないか、定時の一時間半後に帰宅(=感覚的に早退)。 それまでずっと「体調悪いんで早く帰ります」と言い出せなかった。 なんせ今週頭に休暇(夏期and病気)を終えて復帰したばっかりで、 上司に「おかげさまで全快しました」と言ったところだったから…。 またかよ!オイ!みたいなことになるところである。 だから医者にも行かなかった。 なんせ先週も腹痛でかかったばっかりで、 またかよ!オイ!みたいな(略)。 しかし同じ腹痛とて私にとっては「またかよ」ではない。 先週とは全く違う種類の腹痛だからだ。 この痛みは、高校二年のときのあの痛み方だ。 気分は腹痛のソムリエである(嫌な職業だなー)。 うまく説明できないし原因もわかっていないが、 あの痛み方は忘れない。 時代劇でたとえると、父の仇の顔ぐらい忘れない。定番パターン。 町の病院(先週行ったところである。)で原因がわからず、 大きな病院で検査しても原因がわからなかったあの腹痛。 むしろ検査結果が良好すぎて一瞬仮病疑惑まで浮上したあの腹痛。 こっちは激痛に苦しんでるのに医者が上機嫌だったあの腹痛。 「検査結果は何の問題もなくて健康ですよ、うらやましいですねえ」 といわれたところで、 こっちは眠れないぐらい痛いから学校休んで来てるんである。 …で、その時の痛みと同じ種類とわかった瞬間から、 すっと気が楽になった。 なんだ、じゃあまだ軽いじゃん。 あのときはとても立って歩けなかったけど、 今回はいちおう、歩ける。 電車で知らないおばさんに「具合悪いの?席かわろうか」と 声をかけられたりしたけれども(優しい方もいらっしゃるものです)、 ちゃんと仕事して電車に乗って地元の駅まで帰れてるじゃない。 でも地元の駅まで家族に車で迎えに来てもらった。 万が一、地元の路上で倒れてはいけない。 わが町の路上にはやさんが倒れてるなんて景観を悪くするし、 明るく健康な地域づくりに支障が出てしまう。 地域社会と自分の健康を大切にするはやさんです。 といった具合に嫌な脂汗をかいて帰宅した昨日だが、 今日になって経過はだいぶ良好。 やっぱりあの時よりも症状は軽い。 土日で治せる社会人仕様だ(ヴァージョン?)。 この程度だったら気軽に病気にかかれますね。やっぱり嫌か。 今日は痛みがちょいと残るお腹をさすりつつ、 古本屋に売りに行く本を整理。 読まなくなった漫画とか、昔の教科書とか。 挑戦した結果やっぱり読めなかった歴史の本とか。 そのうち読むんだろうな、と思って 小学生頃からずーっととっておいてたんだが。 切ないね。こんな別れ方。 最後まであたしたち、分かり合えなかったね。 もらった指輪、この海に捨てるね。 これなんのドラマ? そんな韓流ブームくさい臭いのするメロドラマを経て 本を送り出す。 えっ、あの指輪高かったの?じゃあ拾ってくるね、ジャブン。 みたいな未練も時々見せながら。 また読むかなーあ読まないかなーあ、っていうこの吟味が大変なのだ。 あっ、会社から持ち帰った仕事をまだ全然やってない! がんばれー俺。ま、適度にがんばれ俺。 先々週・先週は本当に、高校時代と同じようなことに なっちゃうのではと不安がよぎった。 社会人が体調を崩した場合、高校生と同じわけにはいかない。 そんなことを思って怖くなるぐらい、 自分の体を信用していないんだなあ私は。 やっぱりがんばるなー俺。 あんまりがんばっちゃだめ。 あの時は、勉強や歌の練習を頑張りすぎてたんだよ。たぶん。 頑張る暮らしを続けていると、 自分がいま頑張ってるということにすら気が付かなくなって、 なにもしてないのに息苦しい、なんてことになる。 私の苦しさが検査結果に顕れないのは、そういうことなんだろう。 |