蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2009年02月03日(火) 簡易豆まき

夜、相方とご飯を食べ終わってから、軽く豆まき。高幡不動尊祈祷済みのありがたい豆を控えめにひと粒ずつ窓から放る。ちょうど下を通りがかった自転車のオジサンがこっちを振り向く。

他の行事はそうでもないけれど、節分の豆まきは何となく忘れずにやっておきたい。鬼は外、福は内。こうして家にバリアを張るような気持ちだ。悪いやつは入ってきませんように、良いことは出ていきませんように。ずいぶん勝手なお願いではあるものの、夜の暗がりに向かって小声で、おには〜、そと。ひと部屋ごとに、ふくは〜、うち。

まいたあとには歳の数だけ食べる。途中まで数えていたけれど、合間合間に席を立ち家事をしていたらわからなくなった。えい、もういいや。好きなだけバクバク食べる。たぶん40歳以上になった。

長嶋有『電化製品列伝』は作品に登場する電化製品に着目した一風変わった書評で、その中に川上弘美の『センセイの鞄』が紹介されていた。そう言えばもうしばらく読んでないなあ、と思い、明日からの通勤のお伴にする。


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