蜜白玉のひとりごと
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大掃除は金曜日の夜からはじめると効率がいい。週末にやろうと思っていてもいざその日になるとなかなかやる気が起きない。だから前の日からちょっとやっておく。仕事から帰ってきてご飯を食べて、のんびりしたいところでもうひと踏ん張り働くのである。そうして一つ片付けておくと、土曜日の朝目覚めたときには何やらすでに勝った気分になっているというわけ。手始めに台所の換気扇に取り掛かる。分解して洗えるところは洗い、拭けるところは拭く。ついでに周りの壁やレンジ台もみがく。換気扇に不織布のフィルターをつけて完了。掃除の途中で相方が帰宅。いやいやごくろうさん。どうもどうも。
土曜日はふたりして大掃除を本格的にスタート。普段どかさないものもどけて念入りに掃除機をかける。うっすらホコリの積もった巾木も忘れずに。なくしたと思っていた筆ペンが見つかる。いったんスーパーへ食料品の買い出しに出かける。その後は洗濯と並行して本棚の整理。本を全部棚から出しているいらないを分けて並べなおす。買わないようにしていても本は増える。厳しく仕分けをしなかったからか、捨てる本はあまりなかった。
お昼ご飯のあとは窓拭き。リビングの大きな窓はやっかいだ。この大きな窓が気に入ってこの部屋に決めたのだから、大掃除のときくらいは窓拭きもがんばらねば。ベランダに出たついでにメダカ鉢の水替えもする。極寒の中でもメダカは8匹ともなんとか生きている。えさの食いつきはよくないが冬はいつもこんなものだ。
夜は焼き肉。はじめの方、火加減が弱かった。中と強のあいだがちょうどいい。ハラミ2人前は多い。あとはよし。満腹になって夜の吉祥寺をぶらぶらして帰る。ロンロンの文房具屋さんが閉店セール。本当の閉店で今日が最終日で、棚にはもうほとんど品物がない。売れ残りからピンセットを見つけて買った。ピンセット、あったらあったで便利だと思うけれど、使うのか。
大掃除は日曜日へと続く。
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