蜜白玉のひとりごと
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なんというか、冬だ。秋なんてやっぱり「あっ」と言う間で、今はもうすっかり冬らしく冬過ぎる毎日だ。朝晩は手先足先がしんと冷え、左手薬指の爪はむらさき色に変化し(寒いとこうなる。温度計のようなもの)、フローリングの床はごろんと寝ころぶにはあまりによそよそしい固さとつめたさだ。これはまあ、電気代をケチってまだ床暖房を使っていないだけのことなのだけれど。今週末からはもっと寒くなるらしい。ああ、どうぞお手柔らかに頼みます。
金井美恵子著『昔のミセス』を読もうとしたが、雑誌「ミセス」や「装苑」あたりに全く親しみのない私にはいまいちピンと来なくて読むのをやめる。そう言えば高校生の頃、熱心に「装苑」をコレクションする友人がいた。彼女はいまでも「装苑」を買い続けているのだろうか。元気にしているのだろうか。友人とは大学生になってからもときどき会っていたのに、いつからか疎遠になってしまった。いや、友人に彼氏ができて、だんだん疎遠になったんだった。しばらくして友人はその彼氏とは別れて(このときの別れ話に同席「させられた」のを今思い出した!修羅場とはああいうのを指すのかも。彼氏は別れ話のショックで車をファミレスの駐車場の柱にぶつけた。すごい振動だった)、別の男の人と同棲することになる。そうなるともはや連絡先不明。このようにして女友達は去っていくのだ。
脱線。
本屋で文庫コーナーをぶらぶらしていたら銀色夏生の新刊を見つけた。銀色夏生著『珊瑚の島で千鳥足』を買う。これはしげちゃん(銀色夏生さんのお母さん)が脳梗塞になったことを書いた『ばらとおむつ』の続編である。これが出たってことは、しげちゃん、それなりに元気にしてるんだ。せっせ(銀色夏生さんのお兄さん)の介護生活もなんとか続いていっているみたい。よかった。日々大変だけど、文句も不満もいっぱいあるけど、笑える日もあることにはあるし、なんたって生きてるし、よかったと思っていいよね?
いったん終了してしまった「つれづれノート」シリーズも復活するらしい。『(仮)第三の人生のはじまり つれづれノート15』は12月25日(木)発売予定。もうクリスマスじゃん。一年なんてほんと「あっ」という間だ。
昨日は風邪気味で、昼過ぎから頭痛・めまい・腹痛に襲われ、そういうときに限って事故で電車が遅れ、ホウホウノテイで帰宅し、ひとまずチオビタを飲んで布団をかぶって寝る。体中の関節がギシギシいって熱が出そうだ。相方が帰ってきたからちょっと起きてコンビニで買ってきておいたご飯を食べる。食欲はまあまあある。これ以上ひどくなってはいやなので、風邪薬を飲んで湯たんぽをしこんで、とにかく寝る。朝になったら体が軽くなっていて熱もない。
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