蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2008年02月02日(土) 走ってみる

お弁当は月曜から金曜まで続いた。やればできるじゃん。でも、毎日だとやっぱり飽きる。おかずはだいたい前の晩と同じ、ごはんも冷たい、めん類も汁物もない。粉末スープとかお湯で溶くものばかりでもつまらない。来週からはお弁当もほどほどに、週3くらいにしよう。たまにはラーメンとかスパゲティとかも食べたい。

健康(調子に乗って食べて過ぎて肥えた報い)と節約のため、ということで始めたお弁当生活、その効果はいかに。たった1週間でそう劇的に変わるものでもないけれど、お財布の中身の減りは若干ゆるやかに、そして、せっかくお弁当を持ってきたのにここでお菓子を買っては意味がない、とばかりにコンビニでの買い物も我慢するようになった。よしよし。あとは夜寝る前のストレッチと、日中の少しの運動。いや、エスカレーターじゃなくて階段にするとか、いつもより少し早足で歩くとかせいぜいそんな程度。地味なことをこつこつしみじみ、地道に続けるしかない。

午前中、図書館とスーパー。午後から吉祥寺で買い物。昼ご飯は吉祥寺ヨドバシのレストラン街のお好み焼き。おいしい、と聞いたので行ってみたがそうでもなかった。期待し過ぎたのがいけなかったか。お好み焼きは目の前の鉄板でお店の人が焼いてくれるのだけれど、その手際の悪さにイライラする。鉄板の外に具材をこぼすし、そのこぼしたキャベツなり何なりを鉄板の端にあるごみ受けに入れるのはいいんだけれど、何度もこぼされると、お前がこぼしたそのキャベツ代も私が払ってるんだけど?という文句が浮かんでくる。15分か20分か、えらく長い時間かけて焼いたお好み焼きは特別おいしくもなかったし、たぶんもう行かない。ロンロンのぼてぢゅうの方が好きだ。

その後、ヨドバシをさらっと流して、オッシュマンズでランニングシューズに目が釘付け。以前から、走ってみたいな、という考えがちらちら頭をよぎっていたものの、体育は得意だけど持久走だけはとにかく嫌だったことが同時に思い出され、本当にやるのか?私、という疑念がわくその繰り返しでなかなかはじめてみるまでに至らなかった。ちょうど秋冬モデルが30〜50%OFFになっていて、今ならどれも1万円以下、走るなら何よりもまずシューズだろうよ、と思い購入を決める。お店のお姉さんに、はじめて走ることを伝えシューズ選びを手伝ってもらう。履いてみるとこれが軽い!初心者用はクッションが厚めなのでランニングシューズの中では重い方だという話だけれど、それでも普段履いているカジュアルのスニーカーに比べると格段に軽い。そして今にも駆けだしそうにバネを感じる。不思議だ。走れるかも、と錯覚してしまうではないか。

その間、相方も目当ての物を見つけてしっかり購入していた。私は私で早くシューズを試してみたくてしょうがない。残りの買い物は後日ということにして急いで帰る。日が沈む前に、着替えて近くの広場へ走りに行く。そこは広い広い芝生の遊び場で、たぶん1周400Mくらいはあるだろう。とにかく端まで遠いのだ。そこを4周する。5周目はクールダウンということにして相方と歩いた。ひさしぶりに胸が痛くなるほど息が上がった。途中で苦しいなと思ったら、暮れていく空を見上げたり、遠くの木を見たり、歌を歌ったりしながら走る。誰もいないから歌い放題だ。サッカーをしている少年たちも、太極拳みたいなことをしている中年夫婦も、ずいぶん離れたところにいる。誰も干渉しない。広いって便利だ。

汗だくで帰宅。冷えないうちにすぐ着替える。今日買ったナイキのシューズはiPodとつながるらしい。あれです、あれ。目標まであと半分とか、応援してくれるやつ。持ってないけど、ついに買うのかiPod。しばらく様子を見よう。まじめに走り続けるなら、買ってもいい?


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