蜜白玉のひとりごと
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正月休みも今日で終わり。9連休もそのほとんどを実家で過ごし、東京の自宅にいたのは最初の1日と終わりの2日で、なんだかあっという間の感じ。
反面、2007年を思えば、それはもうずっと遠くへいってしまった。昨年は本当にいろいろあった。事ある毎に大きく心揺さぶられ、へとへとに疲れた。でもその大揺れのおかけで、揺れの中心にある、どんなときもぶれないものが見えた気がしたのも確か。何事も勉強、何事も人生の肥やし。
天気予報では菜の花の咲く頃の陽気になるというので、洗濯、掃除、シャツとハンカチのアイロンかけを早々に済ませ、相方と自転車で出かける。まずは図書館へ本を返しに行く。相方は図書館カードを作る。私は4冊返して4冊借りる。12時前になったので、サイクリングの腹ごしらえに初ケンタ。あえてセットメニューにはせず、オリジナルチキンと黒胡椒チキンとビスケットとハーブティー。隣の靴やさんでショートブーツを買う。
いったん本を置きに家へ戻る途中、大根3本で1盛り105円を発見する。安いなあ、でも3本は多いなあ、と思っているところに小学生の男の子を連れたお母さんが来る。大根ちょうだい、でも3本か、これ半分にならない?などとお店のオバチャンと交渉しはじめる。オバチャンは、半分になんてならない、考えが甘い、それならこっちの1本130円を買いなさい、と強気の発言を返す。子連れのお母さんは大根の前で同じように迷う私に気づいたようなので、ここぞとばかりに、私も3本じゃ多いんですよね、、、と誰に言うわけでもなくぼそっと言うと、すかさずお母さんは食いついてきて、じゃあ半分にしません?と誘われる。4人家族だというお母さん2本、我が家1本で交渉成立、結局1本35円で大根を手に入れる。
本と靴と大根を置いて、サイクリングは高井戸に寄ってから西荻方面へ。よく晴れて日がまぶしく、自転車をこぎ続けると暑いくらいで汗が出る。西荻の駅周辺をふらふら乗り回していると音羽館(古書店)を見つけた。休憩がてらゆっくり棚を眺める。相方は買いたい本がたくさんあったとかで、どれを買うか悩んでいる。私はおもての100円のを1冊だけ買う。日が傾くとすぐに寒くなるから3時までには帰る。帰りはまっすぐ1本道で、こんなに近いのかと拍子抜けする。
帰ってきて汗が冷えないうちに服を全部着替え、ベランダのメダカの水替えをし、洗濯物を取り込む。おやつはきなこ餅、朝の残りのバタールに明太子とサワークリームディップをつけて食べる。晩ご飯は鮭とごぼうの炊き込みご飯(よしながふみ『きのう何食べた?1巻』より)、大根ステーキ、大根ととうふの味噌汁、じゃがいもと豚肉の味噌煮(昨日の残り)、白菜キムチ。炊き込みご飯は予想以上のおいしさで相方も私もおかわりする。
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