蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2007年12月02日(日) オール電化の休日

オール電化住宅の昼間の電気料金は高い。普段は仕事で家にいないのでそれほど気にならないが、休みの日になると、電気を使う用事はなるべく電気料金の安い時間帯にしようと躍起になる。これが結構大変なのだ。東京電力によると、給湯も調理も電気の我が家は「電化上手」という電気料金タイプがあてはまる。

深夜(23:00〜7:00)は7.35円/1KWh
朝晩(7:00〜10:00と17:00〜23:00)は21.31円/1KWh
昼間(10:00〜17:00)は26.46円(夏季7〜9月はもっと高い31.55円)/1KWh

簡単に考えれば、深夜:朝晩:昼間が1:3:4だ。まず休日の朝寝坊ができない。洗濯機は前日の夜からタイマーを仕掛けておくにしても、シーツは起きてからじゃないと洗えないし、朝食の準備や、掃除機をかけるのも10時までには済ませたい。10時を過ぎると夕方5時までは使えないので(厳密には使えないのではなくてあまり使いたくないというだけ)、そうなると晩ご飯におでんとかシチューとかを食べようと思えば、朝のうちから仕込んでおく方がいい。10時までにあれもこれもと、休日はもしかしたら平日より忙しい。でも休みだからと言ってだらだら寝ていなくなったのはよかったかもしれない。昼間も見ているのだか見ていないのだかわからないテレビをいつまでもつけっ放しにしなくなる。照明も今まで以上にこまめに消す。あらゆる充電機器は23:10に電気が流れるように相方がタイマーを作ってくれた(これは翌朝6:50に自動的に切れる。ぬかりない)。

早起きとタイマーを駆使して家事はとりあえず10時までに済ませたとしても、問題は家でのんびりお菓子やパンを作りたいときで、これはどうしても昼間の時間にゆっくりしたい。だからそんなときは考え方を変えて、外出しない代わりに今日は「お菓子作りの楽しいひとときを買った」と思って、少しくらい電気代がかかっても好きなようにおうち時間を楽しむことにする。時間に追われるばかりでは休みの日も休めない。朝寝坊しなかった分は昼寝をするか、夜、早く寝ればいい。

それにしても、生活スタイルまで変えてしまうなんて、まんまと電力会社の思うつぼだ。ならば、こんなに合せてあげてるんだから、もう少しオール電化割引があればなあ。月の電気料金は以前の電気+ガスに比べて安くなったとも思えないし、むしろこれから先、冬の暖房費がいくらかかるのか気がかりだ。石油ストーブもファンヒーターも手放してしまったし、電気床暖房とエアコンでどこまで暖まるのかも気になるところ。でも、この頃は灯油も高いし、どちらにしたって何もかも値が張るということか。


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