蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2006年10月23日(月) ロールキャベツトマト煮

どしゃ降りの雨のなか帰宅。雨戸を閉めて、ぬれてしまった服を着替え、出せ出せとうるさいまるを鳥かごから出し、部屋の中を適当に飛ばしておく。テレビで天気予報を見ながら少し休憩して、飛び飽きたまるを水浴びさせ乾いた頃に鳥かごに戻す。

今夜は相方の帰りが遅いから時間のかかる料理をしよう。まんまるのキャベツがどんと冷蔵庫にあるのでロールキャベツを作る。芯をくりぬいて、葉っぱを1枚1枚慎重にはがしてゆでる。種にはひき肉、たまねぎの他にエリンギのみじん切りもこっそり入れる。きのこの風味がおいしさを増すはず。戸棚を開けたらトマト缶があったのでトマト煮にする。くるくる巻いたロールキャベツを鍋にぴっちり並べて、まずはブイヨンでコトコト煮る。途中でトマト缶(ケチャップ・ウスターソース・コショウ・ナツメグも少し)を加えて再びコトコト。仕上げにバターをひとかけら落としてできあがり。器に盛ってドライパセリを散らす。

茶色のランチョンマットの上に青と白の模様のお皿、赤いスープにきみどり色のロールキャベツ。あざやかでおいしそう。これはうまくいったな。

相方はご飯を食べるたびに(特に晩ご飯のとき)、うまっ!とか、おいしかったよ、とか、いつもありがとう、とか、満足そうに何かしら言ってくれる。今日はロールキャベツを見るなり、○○ちゃん(私のこと)はほんとうにじょうずだねえ、と大げさなくらいほめてくれた。こういうとき、私は本当に幸せものだなあとつくづく思う。料理は自己流だし目分量だし上手かどうかは定かではないけれど、相方がおいしいと思って食べてくれるのはとてもうれしい。結婚してすぐの頃は「やらざるを得ない」くらいに思っていた毎日のご飯作りが、今ではかなり楽しく感じられるのも相方のかけてくれた言葉のおかげだ。おいしいね、と言い合って食べる人がいれば、ちょっとくらい疲れていてもえいや!と料理をする気力がわくというものだ。

もう遅いし夜は少なめに、と思っていたようだけれど、おかわりは?まだあるよ、たくさん作ったから、とさんざん私が誘うので、相方は結局ロールキャベツを3個食べた。


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