蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2006年06月10日(土) 何はなくとも

もし家を建てるとしたら、壁いちめん、天井までとどく作りつけの本棚がほしい。これはもう10年以上も前からの憧れで、その思いは一時たりとも変わっていない。今朝、ゆっくりと家事をする合間に、須賀敦子『塩一トンの読書』をパラパラとめくっていたら、そんなことを思った。天井までとどく作りつけの本棚、何はなくともこれはほしいな、と。もしくは階段を上がる途中、ぐるりと全部本棚、なんていうのも楽しい。もっとも楽しいのは私だけで、他の人にとっては、そんな書庫みたいな威圧感のある壁はうっとうしいかもしれない。こんな話をしたら、相方は一緒になって楽しんでくれるだろうか。

なぜだか好きな本、何度も読みたい本、思い出の本。いつもそばに置きたい本だけを選ばなければ、どんなに大きな本棚もすぐにいっぱいになってしまうに違いない。今だって、買わないように増やさないようにと変な努力をしている。


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