蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2005年07月18日(月) 梅雨明け

梅雨明け。洗濯物を干しにベランダへ出ようとサンダルを履くと、足の裏が焦げそうに熱い。これからが本当の灼熱地獄。9月まで続くであろう酷暑を思うとうんざりする。今夏も40℃なんてことになるのだろうか。

昨日おとといは相方とふたりで私の実家へ行った。小さな畑できゅうり、トマト、なす、茶豆(ほんのり茶色い枝豆)などを収穫する。左足首をブヨに刺される。刺されて2日経つけれど、腫れはひくどころかますますひどくなる。足の甲から指の近くまで赤くぼわっと膨れ、靴が履けない。腫れた部分は熱を持っていて痛い。不思議とかゆみはない。

子どもの頃、手の甲をブヨに刺され、その時もすごく腫れて、手全体がグローブのようになった。毎日毎日どんどん腫れていくので、もう治らないのではないかと恐れた。手だけが別の生き物のようで気持ち悪かった。

帰りのロマンスカーがちょうど多摩川を渡るとき、遠くで花火が上がるのが見えた。調布かどこかそのあたりだろう。他の乗客は誰も花火に気づいていないようだ。まあるい花火が遠慮がちにぽつぽつ上がる。ふたりとも小声で、あ、見えた、おー、きれい、とこっそり楽しむ。花火は何度か駅舎やビルに隠れ、しだいに後方へ退き、ついに見えなくなった。

実家からもらった茶豆をいちばん大きい鍋でゆでる。熱々のうちに塩をふり、器に盛ってテーブルに置いておく。いつでも好きなときにつまめるように、と思っていたら、相方が半分以上食べてしまった。


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