蜜白玉のひとりごと
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| 2005年04月27日(水) |
青いみかんに次ぐ果物 |
青いみかんが好きな話は前にも何度か書いた。青いみかんの時期は秋の初めのあまりにも短い期間で、毎年本当に惜しんで食べる。ついこの前買ったセミノールというみかんによく似た果物が、大好きな青いみかんとよく似ていることに気がついた。セミノールは濃いオレンジ色で、大きさはLサイズのみかんくらい。外皮は手で剥けて、薄皮はそのままで食べられる。ときどき種があるのがなつかしい。耳の下がキューッとなるくらいの酸っぱさと、目のさめる香りがとてもいい。今日はセミノールをお弁当に持っていく。この気軽さもみかんに似ている。
今まであまり意識していなかったけれど、よく考えてみればどうも柑橘類に目がないらしく、夏の終わりの青いみかんからはじまって、秋から冬にかけてはずっと、いよかんとはっさくを食べていた。いよかんとはっさくは包丁で切れ目を入れて外皮をえいやっと剥き、薄皮をひと房ずつ剥きながら、まずはひとつ自分の口へ、次に横で寝ころがっている相方の口へ。果物を剥くのは私の役目で、手がべたべたになってでも食べたい私は、次から次へとどんどん皮を剥き、自分と相方の口に交互に放りこむ。休日の夜、夕食のあと片付けも終わった頃、たいていはテレビを見ながらそうやっていよかんやはっさくを食べた。
この頃さっぱり本を読んでいない。余分な時間はまるの世話と遊び相手ですっかりなくなってしまい、夜はふとんに入るなり眠りに落ちる。
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