蜜白玉のひとりごと
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| 2005年04月25日(月) |
健やかなうんちをひとつした |
土曜日の夕方、ついに文鳥まるを迎えに行く。店員さんともすっかり顔なじみになり、ここ数日のまるの様子を聞きながら、さし餌の仕方などおしえてもらう。いつもとは違う時間にケースから出され、手に乗って餌をもらうまるはご機嫌で、チュンチュンチュン、ピッピッピッと大きな声で鳴き続ける。さし餌の道具とえさ各種をそろえてもらい、はしゃぎ過ぎのまるを小さな紙の箱に入れ、お買い上げ準備は完了。箱に入るとまるは途端におとなしくなった。ときどきカサコソ足を動かす音がする。
箱を揺らさないように、でも急いで、相方とふたりで競歩のようにしてうちへ帰る。帰宅するとすぐに用意しておいた鳥かごにまるを移す。なかなか箱から出てこないので少し引っぱり出すと、ぴょんと下の止まり木に飛び移り、おしりを振ってうんちをひとつした。キョロキョロと辺りを見回す様子は緊張しているようにも見える。とりかごに買ってきたえさや水を入れ、まるを私の手に乗せて相方と記念写真を撮る。晴れて今日からまるはうちの家族になった。それにしてもまるは本当に丸く、そのぷくぷく加減がたまらなくかわいい。
日曜日は朝から自転車で代々木公園へ行く。午前中の早い時間だとまだ公園内は人が少ない。園内のサイクリングコースやコースからはずれた道もすいすい走れる。ぐるっと周ってから、芝生にレジャーシートを敷いて、持ってきたセミノール(オレンジみたいな果物)や途中のコンビニで買ったおにぎりを食べる。みずみずしい若葉がとても気持ちいい。風薫る、・・・4月だ。お留守番をしているまるも連れて来たい。そう相方と話していたら、お出かけ用のキャリー(小さめの鳥かご)を買うことになった。ゴールデンウィークの帰省にも連れて出かけることにする。飼い方の本などには、2〜3日のお留守番はできる、と書かれているけれど、実際のところまだひとり餌もままならないし、温度管理や水の心配もある。気密性の低い我が家は天気に左右されやすく、気温・湿度ともにどうなるか予測がつきにくい。置きっ放しになんてやっぱりできない。
週明け月曜日、まるのさし餌と水換えのために、いつもより15分早起きする。鳥かごにかけた布を取ってやると、こっちを向いてピチュピチュ言いはじめる。おはよう。眠いしもっと寝ていたいけれど、それでも早起き(といってもたかだか15分だ)が苦にならない自分がおかしい。曇っていて日が差さないせいか思いのほか寒いので、鳥かごの周りにホッカイロを貼ったり、アクリル板で覆ったりして、なんとか温かさを保てるようにして出かける。本当は一日中まるの様子を見ていたい。昼間、私たちが留守のとき、まるはどんなふうに過ごしているのだろう。
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