蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2005年02月24日(木) 欠落もしくは邪魔なもの

午後からどんどん気温が下がり、夜にはもしかしたら雪が降るかもしれない。夕方から雨。スーパーからの帰り道でぽつぽつ降り出した雨は、みるみるうちにどしゃ降りになる。しんとした部屋に雨のあたる音が響く。

日に当たらないでいると少しずつ、でも確実に元気がなくなる。光合成でもしているのだろうか。日に当たって体を動かしたい。昼間の時間が自由にならないことが、ときどきつらく感じる(仕事をしている人は多かれ少なかれみんなそうなのだけれど)。その日がどんな天気だったのか、ほとんどわからずに一日が過ぎていくのがいやで、「10分休憩」になると待ってましたとばかりに外へ出る。気温は?風は?伸びをして、建物に細長く切り取られた空を見上げる。

私には仕事を続けていくうえで必要な何かが欠落しているのだと思う。もしくは仕事には邪魔なものをあれこれ持ち過ぎているのかもしれない。

夜になるといつかのモヤモヤがまた現れて、不機嫌になり黙りこんでしまう。以前ならこんなときは部屋にこもってひとりでモヤモヤが消えるのを待った。でも今は相方が私の変な様子に気がついて心配する。それが申し訳なくて隠れたいけれど、隠れるところがない。所詮、隠れたところでバレるに決まっている。どうしたの?モヤモヤする。何がモヤモヤするの?よくわかんない。言いたいことは喉のところにつかえていて出てこない。わかった、もう今日は寝よう。埒があかないので眠ることにする。


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