蜜白玉のひとりごと
もくじ|かこ|みらい
| 2005年02月22日(火) |
ニラ/『ふしぎな図書館』 |
2月22日、2がみっつ。
仕事から帰ってきて、洗濯機を回しながら、晩ごはんの用意をする。豚肉・ニラ・もやしの中華風スープを作る。ひと束しか買っていないにも関わらず、ニラはなかなかなくならない。昨日はニラと麩のお味噌汁で、そこで相方がニラ嫌いであることをはじめて知る。今までにもニラは幾度となく登場していたから余計に驚く。相方は基本的に出されたものは文句も言わずによく食べるので、何が嫌いなのか注意深く観察しないとわからない。ほとんど噛まずに飲みこんでいるように見えるときがあるので嫌いなのかと思うと、一方で好きなものもあまり噛まずに、次から次へひょいひょいと口に運ぶ。好きなのか嫌いなのかわからない。いずれにしても、よく噛んでね、と小うるさく言う羽目になる。そうだ、思い出した。本当においしいときには、うめえ〜、と唸るのだ。それ以外は普通ということだろう。
結婚してそろそろ1年になるけれど、食べ物の好みに限らず、お互いに相手について知らないことなど、まだまだ山ほどあるに違いない。
相方が買ってきた村上春樹『ふしぎな図書館』を読む。佐々木マキのイラスト、文庫本くらいの大きさ、ふっくらとしたハードカバー(?)で箱入り。短編『図書館奇譚』を書き改めたものだと言うけれど、『図書館奇譚』は読んだことがないので比べようがない。相方に借りよう。短編だからあっという間に読み終わる。図書館の地階に行くのが怖くなりそうなお話だ。実際に、地下の壁に大きな穴のあいている図書館がある。どうもあの辺りがあやしい。
|