蜜白玉のひとりごと
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朝、理由はわからないけれど、じわりじわりと不機嫌になっていく。これはまずい。誰かに八つ当たりする前に立て直さなければ。一日かけてあの手この手で自分をなだめすかす。
夕方から病院。お腹は少しずつよくなってきているみたいなので、今度はもう少し冷えに配慮したお薬にしましょう、と言われ漢方薬が変わる。顆粒の漢方薬はお湯に溶かして飲む。お湯に溶かせば必然的に匂いがきつくなる。六君子湯はミントのようなスーッとした、どこかお菓子にも似た匂いで、味もまあまあ気に入った。おいしいと感じたならその漢方薬は体に合っているということらしいので、先生の診立てはあながち間違っていなかったということだ。たしかに以前よりもパクパクよく食べるようになったし、食後にお腹が痛くなることも毎度のことではなくなってきている。気がつけばいつの間にか治っているというのは、じわじわ効いていく漢方薬だからこそ。うれしい実感だ。
今週はKu:nelを参考にして晩ごはんを作る。昨日は高山なおみさんの春のコールスロー。ピエトロのドレッシングを買いに行ったら、「たまねぎフレンチ」のところを間違って「クリーミー」を買ってしまう。作り終わって雑誌と見比べてはじめて気づく。これはこれでおいしいじゃん、と相方。ピエトロは日持ちしないのでどんどん使おう。手で大雑把に割ったゆでたまごの黄色とオレンジ色で心躍るコールスロー。とても元気よく見える。本物の春キャベツが待ち遠しい。
今日はちょっと一杯の晩酌メニュー。前の方のページ、石田千さんが出ているあたりを参考に。菜っ葉と油あげとじゃこの炒め物、肉豆腐、コロッケ。お気に入りの純米焼酎「川辺」を飲む。じゃこが香ばしい。相方が帰ってくる頃には、朝の不機嫌もどこへやら、上機嫌で迎える。
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