蜜白玉のひとりごと
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| 2005年01月26日(水) |
声はすれども姿は見えず |
雪まじりの雨が降る。夜から降り続いていたようで、アスファルトはすっかり黒く濡れている。雨の朝はさびしい。いつもの活気はどこへやら、街はおとなしく雨がやむのを待っているようにも見える。心なしか通勤ラッシュの人も少ない。そろそろ学生は試験を終えて春休みに入る頃だろうから、そのせいかもしれない。あまりの混み具合に見送る一台に、今日は余裕で乗り込む。
近所にものすごいだみ声の猫がいる。声はすれども姿は見えず。困ったような甘えたような声で、ニャゴニャゴ言うのだ。おとといの夜、また声が聞こえたので、すかさず2階の窓からのぞくと、お向かいの玄関外の階段に1匹座っている。お腹と足が白、背中はキジトラ(黒とグレーのしましま)で、声に似合わずかわいい顔だ。かなり大きな声でニャゴニャゴ言い続けるからニャアと返事をすると、窓を閉めていたのにも関わらず聞こえたのか、こちらを見上げ鳴くのをやめる。
立ち上がりすたすたと歩いてくる。うちに来るのかな、と思い1階へ下りて玄関を開けるが、いない。2階から見たので定かではないが、メス猫、推定1〜2歳。今度はお話してみたい。
雑誌FRaUに載っていたバレエ教室が気になる。お稽古場の窓の外の緑がきれいだ。体験レッスンに行ってみようかと思案中。
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