蜜白玉のひとりごと
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| 2004年01月05日(月) |
お休み最終日/『月魚』 |
お正月休み最終日。家にいるのがもったいないくらいの、ぴかぴかの晴れ。昼間、母と買い物に出かける。お財布を買う。春にお財布を新調するのはいいらしい。ふとんを干して出てきたので、日が傾く前にさっさと帰る。
三浦しをん『月魚』を読み終える。「水底の魚」「水に沈んだ私の村」の2編からなっている。2編とも同じ舞台、同じ登場人物で、別角度から見たお話。男同士の友愛物語とでも呼べばいいのか。色が白く線の細い男と、がっしりとたくましい男が織りなす秘密の物語。読みながら、むしろこれは漫画だったらおもしろいかもしれないと考える。絵があったら美しいではないか。あまりに作りごとめいていて、読んでいる間、私の頭の中には2次元の絵しか浮かばなかった。
あるいは、2時間ドラマでもいいかもしれない。線が細い方の男は及川ミッチー、がっしりした方は佐藤浩一あたりか(単に顔のイメージでしかないけれど)。いずれにしろ「作りこみすぎた不自然さ」がこの物語のおもしろいところだ。
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