蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2003年12月16日(火) オレンジ色のコート

朝から風が強い。赤や黄の落ち葉が舞い上がる。枯れた枝が揺れてはびゅんびゅん鳴る。止めてある自転車がドミノ倒しのように次から次へと大きな音をたてて倒れる。

今日の多摩川は強風のせいでさざ波どころか、たぷんたぷんと波打って、白い波頭までできている。先日のひとりごとを読んで以来、相方はちりめんじわのことを「さざ波じわ」と言う。間違って覚えたのか。それともわざと言っているのか。

さざ波じわ見せて。やだ。

ひさしぶりにオレンジ色のコートを出してきて着る。この頃は冬に着るオレンジや黄色が好きだ。黒やグレーなど暗い色が多い冬服の中で、オレンジや黄色はぱっと映える。見た目にもあたたかい(昔は赤が好きだった)。

コートにはまるい大きなボタンが3つ。たっぷりとしていて安心な感じがする。たしか高校2年生の時に買ったのだから、もう8年も前のものになる。形が古くなんとなくダサイ感じは否めない。でも今日はどうしてもオレンジ色が着たかったから、えいやっと着てしまった。ブーツとスカートで少しでも軽快に。

ビルのガラス窓に映る姿は悪くない。いや、悪くないと思っているのは自分だけかもしれない。まあいい。自分が気に入っていればそれでいいのだ。

強風の中、オレンジ色のコートを着て、ずんずん歩く。切りすぎた前髪が邪魔だ。


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