蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2003年09月22日(月) 貝がら

台風15号は北からの冷たい空気を巻き込んで、夜明け前に足早に過ぎて行ったようだ。朝起きると既に晴れていた。急に気温が下がったので何を着て行ったらよいのかわからず、コートを羽織って出かける。外を歩くときは風が冷たく、電車の中は蒸し暑い。

アンソニー・ドーア『シェル・コレクター』(新潮クレスト・ブックス)を読む。「怪物級のみごとなデビュー」と言われたアメリカ文学の若き新鋭による第一短編集。まずは表題作から。主人公の貝類学者とともに砂浜を歩く。寄せる波、サンダルの間に入り込む砂、貝に触れる指。美しい景色はまた、毒をもつ多くの生き物たちを内包している。

小さい頃、沖縄の海でたくさんの貝を拾ったことを思い出す。中身が入っていないかどうか注意して拾い上げる。色鮮やかで美しい貝ほど強い毒をもっていると教えられた。そうして集めた貝は今もどこかにしまってある。

休日にはさまれた月曜日。こんなに人気のない月曜日というのもめずらしい。今日を休みにして4連休にしている人が多数いる模様。

明日はお墓参りのあと、おばあちゃんの希望で懐石料理を食べに行く。


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