蜜白玉のひとりごと
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病み上がり。12時間眠って起き上がってみると、床がいつもより遠くに見える。背が伸びたのか。まさか、この歳で。まだこめかみのあたりがぼんやり痛いけれど、腹痛と寒気はおさまったようだ。昨日は仕事を休んで一日中寝ていた。昼間あれだけたくさん眠ったのに、夜は夜でまたぐっすりと眠れた。澱のようにたまった疲れがとれて、体が軽くなった気がする。
なんとなくふわふわした体で図書館へ本を返しに行く。新たに4冊借りる。 『ライ麦畑でつかまえて』J・D・サリンジャー/野崎孝 訳(白水Uブックス) 『蘭を焼く』瀬戸内寂聴(講談社文芸文庫) 『子どもの本のちから』遠藤育枝 編(第三書館) 『灰色の輝ける贈り物』アリステア・マクラウド/中野恵津子 訳(新潮社クレストブックス)
春樹版『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を忘れてしまわないうちに、野崎版『ライ麦畑』を読みはじめる。どうも話し言葉が古くさくてなじめないけれど、とにかく最後まで読んでみることにする。
『子どもの本のちから』は江國香織×刈谷政則の対談を目当てに借りる。読みながら、いつかの鬼のパーティで幸運にも今江祥智先生と「童話」や「物語」についてお話しできたことをじわじわと思い出す。そのとき江國さんの「草之丞の話」も話題にのぼった。しばらく読んでいなかったので、また読んでみよう。あのころの江國さんの短編集が私は大好きだ。
夜7時過ぎ、雨がぽつりぽつりと降ってくる。週末にかけて東京はあいにくの天気。ラジオでは、青空が戻るのは来週の火曜日と言っている。
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