Deckard's Movie Diary
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2008年12月30日(火)  アンダーカヴァー  K−20 怪人20面相伝

『アンダーカヴァー』
監督は『裏切り者』のジェームズ・グレイなので、同じ香りがプンプンしています。エヴァ・メンデスがシャーリーズ・セロンだったら、まんまでしょ!基本的には観て損は無いですが、オンエアまで待っても問題無いです。普通ですよ。っつーか、この監督って、ちょっとプログラム・ピクチャー過ぎるというか、もう少し頑張ったらいいのになぁ・・・。ホアキン演じるボビーは合法的に殺したくて警官になった!みたいな描き方をした方が面白いと思うんですよね。まぁ、そんなの個人的な感想ですけど、全編に渡って全てがあまりにステレオタイプじゃないですかね?




『K−20 怪人20面相伝』
観るに値する仕上がりだとは思います。映像も、音も、ストーリーも頑張っていますが・・・オリジナリティはゼロです!邦画に限らず、こんなハリウッド・エンタのモノマネみたいな映画って何処が面白いんですかね?っつーか、作っている方も面白いんですかね?観始めて、小日向文世演じるキャラが絡んで遠藤平吉・金城武の生い立ちとかが絡んでもっと邦画的なウエット演出なのかなぁ・・・と思っていたら、そういうワケでもないし、オリジナリティが出しやすい“少年探偵団”も全くと言っていいほどおざなりでした。肝心の怪人二十面相のキャラがオリジナルとかけ離れていて面食らった分だけ、整理するのに苦労しました。どうせなら原作は元ネタだけにしといて、新たなキャラを創作した方が良かったんじゃないでしょうか?しかし、この内容で2時間を越えって長過ぎでしょ!“大作然”としたところを捨ててもっとサクサクっと作っていたのならモノマネ・エンタでも気にならなかったと思うんですけどね。最近気になっていた本郷奏多も出ていましたが、魅力ありませんでしたねぇ・・・『青い鳥』はキャラが彼に合っていただけだったんですね(苦笑)。


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