Deckard's Movie Diary
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『トウキョウソナタ』 黒沢清と相性の悪いオイラにとっては、そんなに悪くなかったです。だからと言って、手放しで誉めるという類のモノでもありませんでした(どっちなんだよ!)。役所広治が出てくるまではそれなりだったんですけどね。それよりもなによりも、この映画に出てくるような“威張ってばかりで理由も無く反対し、暴力まで振るう頑固親父”というのが、個人的には全く理解不能なので、どうしても居心地の悪さが付いてまわってしまいました。あんな親父って世間では多い人種なんですか?それとも少ないんですか?オイラは生まれてこのかた、あのような人種とお会いしたことも無ければ、噂を聞いたこともないんですよ。絶滅危惧?種じゃないんですかね?\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ…前半はそれぞれの家族をバランス良く見つめており、満たされない日常の描き方や、家族が徐々にすれ違っていく描写はさすがでした。しかし、役所が登場してからのストーリーはいかにも頭で考えた都合の良い展開でしらけます。もっとシンプルな出来事で良かった気がしますし、そのままラストのシーンに繋がった方が共感出来たと思います。結局は嘘くさいストーリーになってしまっていて、残念な作品でした。話は変わりますが、二男を演じた井之脇海ですが、凛とした佇まいを観る限り今後が楽しみな役者です。
さて、小泉今日子さんがメインで出演している映画を久しぶりに観ましたが、なかなか良いですね。意外と不細工なオバサンに見える時もあって、良い意味での年輪が刻まれている感じがしました。主婦でAV出演する役とか、主婦売春するような役をやって欲しいですねd( ̄  ̄) ヾ(^o^;オイオイ・・・
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