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2003年09月11日(木) |
受験生が登場する映画 |
1985年9月11日、「赤尾の豆単」でおなじみの (今の受験生にもお馴染みか?) 赤尾好夫氏(元旺文社会長)が亡くなりました(享年78歳)。
そこで、受験生が出てくる映画、 何かの受験という状況が描かれた映画を 特集してお届けしましょう。 (既に単独紹介された映画も多いのですが、あしからず)
きれいなおかあさん 漂亮媽媽(Piao liang ma ma) Breaking the Silence 1999年中国 スン・チョウ監督 実話がベースになった物語。 仕事を掛け持ちしながら、耳の不自由な子供を養育する リーイン(コン・リー)。 息子ジョンダーを健聴児と同じ学校で学ばせたいと、 一度不合格になった学校の受験を再度目指します。
キューティー・ブロンド Legally Blonde 2001年アメリカ ロバート・ルケティック監督 ハーバード大学に進学予定の彼氏から、 「(未来の)政治家の妻がマリリン・モンローでは困る」 と言われ、振られてしまった西海岸の能天気お嬢様が、 猛勉強と強烈な売り込みにより、 みずからもハーバードの入学資格を得て 東海岸に乗り込んで「一旗揚げる」お話。 そういえば、主人公エル・ウッズ (リーズ・フィザースプーン)の愛犬も 愛らしくておしゃれなチワワちゃんでした。
ザ・カンニング[IQ=0] Les Sous-doues (The Under-Gifted) 1980年フランス クロード・ジディ監督 バカロレア(大学入学資格試験)合格を目指す 予備校生たちが織りなす、 フランス産ナンセンス・チーティング・コメディ。 (そんなジャンルが本当にあってもいいのでは…と思うほど、 使われるチーティング(カンニング)の手段が見事!) 今や名優然としているダニエル・オートゥイユや、 「ロマーヌのパパ」としてもおなじみ?の リシャール・ボーランジェも出ています。 個人的なことですが、 中学生のとき、友人と、なぜか国語教諭と連れ立って ある映画を見に行ったとき、この予告をやっておりまして、 『学校関係の方は立入禁止です』のフレーズに 大ウケした覚えがあります。
青春デンデケデケデケThe Rocking Horsemen 1992年日本 大林宣彦監督 学園祭の後、バンドの仲間が早々に進路を決め、 1人取り残された心境のちっくん(林泰文)。 受験間際に仲間たちが、「勉強の成果を試してやる」 ということで、即席で口頭試問をするシーンに 何というか、じわっとした感動の種が隠れています。 この映画の中の“ちっくん”は、 実際に「赤尾の豆単」を使っていた、かも。
熱帯魚(Redai yu) Tropical Fish 1995年台湾 チェン・ユーシュン監督 勉強よりも好きな女の子のことで頭がいっぱいの少年が、 とばっちりで誘拐されてしまいますが、 犯人一家の面々は、妙に気のいい苦労人ばかりで、 彼が高校受験に間に合うように身代金を要求し、 勉強の心配までする始末でした。
耳をすませば(アニメーション) If You Listen Closely Whisper of the Heart 1995年日本 近藤喜文監督 読書好きの月島雫(声・本名陽子)は、 図書館で何を借りても、 必ず自分に先んじてそれを借りている 天沢聖司(高橋一生)という少年に興味を惹かれ、 本人と直接会うと、口の悪い彼に反発しながらも やはり惹かれていく。 成績優秀でいい家の“ぼん”でもある彼が、 中学卒業後、夢をかなえるためにイタリアに行くと聞き、 触発されるように、受験勉強そっちのけで ファンタジー小説を書くが……。
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