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2003年08月31日(日) |
映画よろず屋週報 Vol63「映画の中の八百屋さん&野菜」 |
本日8月31日は、ベジダブルデー(野菜の日)です。 言うまでもありませんが語呂合わせで、 1983年、全国青果物商業協同組合連合会など 9団体の関係組合が制定したとか。
そこで、映画に登場した野菜や八百屋さんを 集めてみました。
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北京的西瓜(ぺきんのすいか) Beijing Watermelon 1989年日本 大林宣彦監督 千葉県船橋市で青果店「八百春」を営む 堀越春三さん(ベンガル)は ひょんなことから中国人留学生を支援するようになり、 本業をおろそかにしてしまい、金銭的にも追い詰められますが……。 奇しくも撮影中に天安門事件が発生し、 スケジュール変更を迫られたという、ちょっといわくつきの作品。 (ちなみに、実話ベースだそうです)
アメリ Le Fabuleux destin d'Amélie Poulain 2001年フランス ジャン=ピエール・ジュネ監督 アメリが住むアパートの近所の八百屋さんには、 意地悪でムカつく店主コリニョン(ウルバン・カンセリエ)と、 その優しさゆえに入れにいじめられる 従業員リュシアン(ジャメル・ドゥブーズ)がいます。
白い花びら Juha1998年フィンランド アキ・カウリスマキ監督 細々とキャベツづくりをし、それを市場で売って日々の糧を得ていた ユハ(サカリ・クオスマネン)とマルヤ(カティ・オウティネン)。 2人は豊かではないけれど、「子供のように幸せ」だったのですが… ユハニ・アホの小説「Juha」に材をとり、 モノクロ・サイレントで撮られた異色作です。 (ちなみに全く同じ原作で、フィンランドでは 過去に2度ほど映画化されているそうですが、 何がそんなに映画製作者を魅了するのでしょうか)
ラジオ・デイズ Radio Days 1987年アメリカ ウディ・アレン監督 第二次大戦中のニューヨーク・クイーンズを舞台に、 「娯楽の王様」だったラジオに耳を傾ける 善男善女(とも限りませんが)と子供たちの姿を微笑ましく描いた 見ていて口許の弛む作品。 作中、セリフらしいセリフもないというのに、 ある行為により、Teacher with Carrotという“役名”が 振られている、ある意味気の毒な学校の先生が登場します。
恋のためらい フランキーとジョニー Frankie & Johnny 1991年アメリカ ゲイリー・マーシャル監督 刑務所を出所後、コックとしてまじめに働き始めた ジョニー(アル・パチーノ)は、 同じ店で働くウェートレスの フランキー(ミシェル・ファイファー)に恋をしますが、 彼女は、過去に受けた恋人からのひどい仕打ちが忘れられず、 恋に臆病になっていたのでした。 ジョニーがフランキーを喜ばせたくてプレゼントするのは、 厨房にある野菜でつくった「あるもの」でした。
「アタック・オブ・ザ・キラートマト」シリーズ Attack of the Killer Tomatoes! (1978年)ほか このシリーズは、なぜか 4作+ディレクターズカット【完璧版】まであるそうです。 が、私は実は、1作品しか見ておりません。 (91年版ですが、見たことを記憶から抹消したい…) 人食いトマトが暴れまくるというこのシリーズは、 一応「SFホラーコメディー」だそうですが、 SFというにはチャチで、ホラーというのに怖くなく、 コメディーというには笑えません。
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