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1969年6月21日、“リトル・モー”の愛称で親しまれた テニスプレイヤーのモーリン・コノリーが、 34歳の若さで亡くなりました。
リトル・モー Little Mo 1978年アメリカ ダニエル・ホラー監督
1953年、女性で初のグランドスラム(※4大会制覇)を達成し、 自動車事故がきっかけで引退後、 がんのため、長いとはいえない人生を閉じた モーリン・コノリーの実話に基づく物語です。 もともとはTVムービーでしたが、 日本では劇場公開されました。 ※全豪/全米/ウィンブルドン(英国)/全仏
美人というよりかわいらしいタイプの グリニス・オコナーが、 彼女の挫折、栄光、努力、 悲喜こもごもを熱演してみせました。
10歳でテニスを始め、 19歳とごく若くしてグランドスラマーになった彼女が、 戦艦ミズーリの愛称「ビッグ・モー」をもじり、 「リトル・モー」と呼ばれてしまう小柄さで、 厳しいコーチにも耐え、ひたむきに頑張る姿は、 素直な感動を呼び起こします。 若い情熱をありったけかけられる「何か」があって、 しかも愛する人と出会い、結婚し、かわいい子供ももうけた。 短いながらも充実した、喜びの多い 人生だったのではないかと思います。
私自身は、何の予備知識もないままに 14年ほど前、テレビの深夜放送で見たのですが、 レンタルビデオもたまに見かけます。 素直な感動作が見たいときにお勧めします。
ところで、「リトル・モー」の名づけ親になった スポーツ記者ネルソン・フィッシャーを あのレスリー・ニールセンが演じたそうです。 といっても、全然覚えていないのですが……
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