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2002年11月10日(日) |
映画よろず屋週報 Vol31「映画音楽の作曲家」 |
特集「映画音楽の作曲家」
1956年11月10日、『シェーン』のテーマ曲 『遙かなる山の呼び声』ほか 数々の映画音楽の作曲で知られた ビクター・ヤングが死去しました。 (享年56歳)
そこで、映画を印象づける上で 大変重要な役割を果たす音楽に着目し、 現在活躍中の方を中心に、 映画音楽の作曲家を取り上げたいと思います。 (ここでいう「映画音楽」というのは、 いわゆるスコアのことです。 既成の曲を起用したり、ロックのアーチストが映画のために 単発で歌ったりしたテーマ曲などは除外します。念のため)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ジョン・ウィリアムズ John Williams 1932年カリフォルニア生まれ 話題作には必ずかかわっていると言っても過言ではないような 仕事ぶりで、『スター・ウォーズ』 『インディー・ジョーンズ』などの シリーズは余りにも有名。 ちなみに、『ハリー・ポッター』シリーズは、 2004年製作予定の『アズカバンの囚人』まで スケジュールに入っているようです。 コミカルな『ホーム・アローン』から、 悲哀を誘う『アンジェラの灰』まで、 ちょっと聞きのテイストは違っても、 「ジョン・ウィリアムズが手がけた」と言われると、 何となく納得してしまうような、独特の雰囲気があります。 余談ですが、詳細情報を知るためにIMDbで氏について調べたら、 同姓同名さんがずらーっと出てきました。 確かに、アメリカ在住だったら1人くらいは知り合いにいそうな名前ですね。
ダニー・エルフマン Danny Elfman 1953年テキサス生まれ 『ミッドナイト・ラン』『3人のゴースト』 『メン・イン・ブラック』など、 軽妙な娯楽作の仕事が多い。 甥に当たるボディ・エルフマンの妻が、 人気コメディエンヌのジェナ・エルフマン (『ダーマ&グレッグ』)
エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone 1928年イタリア・ローマ生まれ 母国イタリアの、 いわゆるマカロニ・ウェスタンを多く手がけた。 近年も幅広い仕事ぶりで評価が高い。 『シシリアン』(69年)『アンタッチャブル』 『ニューシネマ・パラダイス』など
久石譲(ひさいしじょう) 1950年長野生まれ 宮崎駿、北野武と、 日本映画を代表する二大巨匠との仕事が多い。 『風の谷のナウシカ』『Hana-bi』『千と千尋の神隠し』など。 自身の監督作『カルテット』などもあり。
エリック・セラ Eric Serra 1959年フランス・パリ生まれ リュック・ベッソン監督との名コンビでおなじみ。 『グラン・ブルー』『フィフス・エレメント』 『WASABI』など
……と言いつつ、 個人的にお気に入りのサウンドトラック(手持ち分)はというと、 『リトル・ダンサー』『ラジオ・デイズ』 『ヴァージン・スーサイズ』などなど、 見事に「既成曲の起用系」ばっかりでした。 (特に『ヴァージン…』なんて、 映画作品は決して好きではないのに、 サントラCDは飛びつくように買ってしまいました)
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